一生幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい?2019年の釣りの思い出を振り返ったら、これは本当だなと思えたお話

▼よりよく生きていくための5因子PARMA、釣りを通じて全て感じている説

中国のことわざに、「一生幸せになりたければ、釣りを覚えなさい」という名言。迷言?があると聞きますが、こうやって1年思い返すと、ひしひしと感じます。
ポジティブ心理学という、生まれ持った個や強みを生かし、よりよい生き方を追求していこうよって学問があって、そこでは、PERMAという頭文字の5つの因子を高めることで、well – being(ウェルビーイング)な生き方ができるって提唱されてます。日本語訳が難しいんですが、心の面も含めて、豊かにいい感じに生きていこうって感じですかね。
PERMAの詳細はこちら。

Positive emotion

嬉しいとか、楽しいとか、感動とか。そんなプラスの感情を体験しているか。上述のとおり、釣りに行くたびに、本当に多くの、素敵な気持ちに多々出会えました。

Engagement

エンゲージメント。何かに没頭したり、夢中になる感覚ですね。釣りしていると、あっという間に9時間くらいたちます。まさに熱中して、フロー状態にはいっているかんじ。
今年は、釣りを楽しみたい人が、本当に楽しめる1日をつくる!という観点からも、勤しむ感覚が強かったかなあ。

Relationship

よりよい人間関係。自然を前にしたら、人と人。釣りしていると利害利益をすっとばして、一人の人として触れ合うことになるんですよね。経済の論理が働く中で、純粋に人として触れ合う機会はともすると少なくなりますが、こうして純粋に、人としてつながれる機会は貴重だなぁと。
2020年4月は自粛もあり、自殺率が20%減少なんてききますが、人間関係がうまく行かないということのパワーを感じさせるエピソードですね。
みんなで釣りをしましょう。冒険にでて語り草がたくさんある中で、釣った魚を一緒に味わう時間は、とても至福もの。同じ空の下感と、戦友感で一気に心的距離が近くなります。
釣りに夢中になるあまり、釣果を追い求めすぎると、逆に利益を奪い合うみたいになって、うまくいかないこともあるので、そこは注意しながらほどほどに。汗

Meaning

生きる意味や、意義あると思えることって何?より大きななにかに貢献できている感覚?と。急に根本的になりますね。
普段の枠から一歩はずれて、自然に包まれた時に、あるいはその帰り道に、「本当に大切なことってなんだろう」ふとそんなことを考える機会もあったりします。
文化文明の発達とともに、人間らしくある、みたいな時間は減ってきて、効率よくすごす事だけに集中しがちですが、(効率化そのものはどんどんやったほうが良い)、動物としての本能をみたしながら過ごす機会が逆に格別な感覚もあります。釣りって、その本来の人間としての喜びを、呼び覚ますんじゃないかなぁと。
都会には都会の楽しみ方・充実・刺激がある。その一方で、だからこそ逆に自然に包まれるこうした原始的体験も求めている人もいる気がします。
僕にとっては、釣りを通じて純粋に自分らしく楽しんでいる時、みんなが楽しんでれるバをつくれた時とかは、Meaningを感じている気がします。この辺は本業(?)の人事職でもかんじますね。

Accomplishment

達成ですね。魚釣りでいうと釣果がわかりやすいところでしょうか。魚もなかなか振り向いてくれない。その中で、自然を観察して、習性を勉強して、作戦をたてて、道具を新調して、戦術を鍛錬して、魅惑の演出がベストタイミングでできたら、極稀に反応が返ってくる。
1日で何十回何百回ものNOを突きつけられるのですが、このYESが返ってきた時の喜びはハンパない。NOであったとしても、毎回気づきがあって、また深めたくなる。
この進歩していく感覚は、日々に彩りをもたらしてくれてるなぁと。
と、この5因子PARMA全て、釣りを通じて上昇しているのではないかと思えます

▼これからも、釣りのある暮らしを続けるために。

釣りは、一生幸せを感じられる、夢中になれる遊び。
短期的な嬉しい感情はもちろん、没頭して夢中になる感こともできるし、人と人のつながりもできるし、地球の中での生を感じるし、極めたいと思えるワクワクできる目標も、達成感も感じられる。
むしろ中毒性があるがゆえに、健康、家族、仕事、趣味、いいバランスで毎日すごしていきたい(と私は思ってます汗)。
少し見方を変えて、釣り場が減っていってる問題も、より気になった2019年でした。
先行者のゾーンに割り込んだり、禁止されているところに入っていったり、ゴミや駐車場で迷惑かけたり。小さな魚を必要以上に取りすぎて生態系に影響あたえたり。Twitterでもよく話題に上がってますね。
 私自身も、ゴミ捨てとか元来苦手だし、ついつい糸を捨て去りたくなったり、海に捨てようとしてしまう自分もいます。「めちゃめちゃ釣れる」そんな悪魔の囁きにしたがって、禁止エリアに足を運んだことも過去あります(すみません・・今年はしっかりと意識行動できました)
これからも、釣りを楽しめるように、一呼吸。
「今」幸せな感情に出会っても、根本的・持続的な観点でみたら首を締めることがある。悪魔のささやきを感じたら、一呼吸を置いて、行動を見つめ直していきたいなと。
「一生幸せに」そんな可能性を秘めた釣りというレジャー、2020年以降も、安心して楽しみ続けるためにも、一人ひとりがこの地球の生態系の守り人である感覚をもって、節度と夢中をいい感じにミックスさせて楽しんでいきたいです。まずは自分から。
新型コロナウイルスも第一波は収束を見せかけていますが、友人とワイワイするスタイルの僕は、しばらくは昨年と全く同じ楽しみ方はできなさそうですね。が、動向をみながら、今年なりの楽しみ方を見つけていければと思います。
長文なのに最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからも釣りある、日々を過ごしていけますよう。
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投稿者: たくみん

関東在住の釣りバカサラリーマンです。本やwebサイト読んでいると絶対釣れる!って確信したはいいけど、現地にいったら何も釣れなかったこと多数。その橋渡しができるようなブログかきたい。また、釣りを通じて楽しい思い出が沢山できたので、そういう思い出作れるような釣り遊びをどんどん企画したい。ちょっと興味もちはじめた人向けに、こうやったら釣れたよーみたいな事を伝えられたらいいな。海も川もいくけど、食べられる魚の釣りが8割。本職はIT系企業の人事。

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