根岸・濱生丸の午前マゴチ船に挑戦。8打数4安打大満足からの寿司食べ比べ。

7月末。3年ぶりに行ってまいりましたマゴチ釣り。次第にワイルドになりゆく野生的なアタリ。早くても遅くてもダメ。いつあわせたらいいかわからない、一か八か感、そしてかかった瞬間の大きな大きなしなりがとてつもなく楽しい釣りです。

もう前回は3年前なのか。

https://tsuriirolife.jp/2019/09/21/magochi2019/ こちらの記事、マゴチ 炙り などでいまだにアクセスいただいたりしています。笑

マゴチ船は春先くらいから開始し、夏にはシーズン真っ盛りになります。今回お世話になった濱生丸さんでは、夏真っ盛りの8月は午前午後船にわかれ、短時間でマゴチ釣りを楽しむことができます。(1日通しも可能)この日も平日にも関わらず大人気でした。

▼朝イチから早速フィーバータイム到来

根岸を出発して少し走ると釣りはスタート。7秒くらいで底とりなおしてねー、と、指示をくれます。

エサはハゼを使用。船マゴチ釣りでは春先はサイマキエビで、夏頃からハゼに移り始めます。15号のオモリから、1.5mほどのハリス。今回はチヌ針4号でスタート。

着底後、1メートルほど竿を持ち上げて、ハゼが底を少し浮いている状態をつくる。指定の秒数たったら、再度底につけなおす。このやりなおしが誘いにもなるイメージです。

開始早々、ミヨシの常連さんが和気藹々と、どんどん釣り上げます。久しぶりに見れる、ものすごい竿のしなりに興奮。

平日にも関わらず人気満船!6時過ぎにいくと受付が最後の方だったので、先端部分となりました。ミヨシから流されていくので場所はよいはず!!

ミヨシのみなさまがどんどんかける中、先端の自分達がつれないわけない!とおもうものの惜しいままに時間が過ぎていきます。

底から1メートルあげるのがいいのだろうか。それとも80センチ?1.2メートル?そもそもハリスの長さ適当にしていた、、みたいな疑念が押し寄せてきます。笑

▼第二ポイントに移ってからチャンス到来!

少し移動して、「ここは起伏激しいから5秒に一回入れ直してね」とのこと。潮も走っています。ほどなく底を取り直していると、、竿先がなにやら重たくもたれつつあり、グイ、グイングインと野生的なあたり!竿先が持っていかれます。たまらんたまらん。

3年ぶりのこのアタリ、最高の感覚!きたきたーきたきたーそろそろ?そろそろか?

なんて思いながら様子をみていると、プイッと離されてしまいました。

「7秒たったらアワセよう!あわせないとかからないからねー」なかのりさんにもアドバイスいただき、チキンな自分に自分で喝を入れ直します。笑

周りでもガンガンあがっております。いまがチャンス!気を取り直してやり直すと、またもやアタリ!クン、くくん、気持ちこらえつつ5秒程度、、、あまり大きなアタリにならない、、しかしききあげたときの重みはあるので、一か八かおおあわせ!!

ぬおおおおお、たまらん。。ここで2連続でGETすることができました!この2匹目はまぁまぁサイズあったのですが、飲み込んでいて、ハリスもザラザラに。

こまめな針の交換も大切ということで、5cmほどカットして使い直します。

変えて早々にさらにアタリ!かかるも2秒でバラし、、先程飲み込んだ針を出した時に、針先が少し開いてしまっておりました。とほほ

ハリスだけでなく、針の交換も、だいじ。

ここで流し替え。常連さんが2本竿でどんどんあげてるのをみて、もちこみロッドキーパーを装着。開始後、置き竿しつつ2本目の竿をセッティング。

ふとみると、ガクガクいっている!

うちにやばいやばいとあわててあわせるも、はりがかりせず。チーン。となにやらバタバタしているあいだに5打数2安打です。

このあたりはあるのにかからない、悶絶感がたまらんですね。1.5時間経過。トップの方はすでに6やら8やらで快調に飛ばされていますが、3年ぶりに楽しませてもらってます!

今回の乗船仲間めぐみさんも5年ぶりのマゴチながらに着々と!この竿の曲がりがたまらんのです

その後1時間ほどは、ゆるやかな時間。流しのたびに船中ポツリポツリと、誰かの竿が曲がる程度。

これだけ用意したピンは、さすがに出番なく、、妥当なペースででていきます笑

濱生丸では、専用イケスで活かしておくスタイル。帰りぎわに神経じめしてくれます。

誰のものなのかわかるようにするためのピンと、暴れ狂うトゲ付きマゴチを抑え込むためのタオルはお忘れなく!!割と激しい棘があるので、ささりどころによっては出血したりしてしまいます泣

▼9時半頃に、ふたたびチャンスタイム到来

さらに場所を変えてから、ガンガンあたりが。タコも時折あがっています。

結局一本の竿に集中した自分の竿にも、久しぶりのアタリ!ガクンと竿先持っていかれた後モゾモゾが続きますが、重みがあることを感じれているので、アワセ!なかなかなサイズをGET!写真もイケスいれもそっちのけで、手返し重視でやります。

またもやアタリ!こちらはわかりやすくガッガツしてくれるので、大きく竿が引き込まれたところでアワセます。しっかりかかりましたがあまり竿がしなりません。カサゴかな?とおもっていたら

顔つきがやや違いましてワニゴチさんでした。かわいいサイズだったので、リリース。

その後も当たっては竿がしなり大興奮したり、おおあわせするもかけきれなくて絶叫したりをくりかえしつつ、8打数4安打+ワニゴチで10時半ごろ納竿。

持ち帰り4本で締めくくることができました。

今回の同行は、かねてからいろんな釣りをご一緒している釣りアンバサダー中川めぐみさん。

IT企業から独立するやいなやオールレンタルで全国行脚。釣り×地域活性をテーマに飛び立ち、様々な取り組みをへて、いまは水産庁の水産政策審議会委員としても活動。さらに最近はウオーという、なんともユーモラスなネーミングの社団法人もたちあげるなどの快進撃。

今回も周りのアドバイスたくさんもらいながら、着々と4匹あげてました。

さらに。5年ぶりのマゴチ釣りに刺激され、釣り熱にスイッチオン。そのまま午後船にも乗ることを決意し午後は7本あげたそうです。ほんまにあっぱれです笑笑

漁師不足が問題となるなか、観光客が釣った魚を市場に卸し、地域振興通貨として得られる仕組み「ツッテ西伊豆」をはじめ、さまざまな取り組みも展開。

全国行脚する中で、漁師さんとの出会いもあり、中でもカッコいい挑戦をしてる人たちのイズムは多くの社会人にもいい体験になるのでは?と新しく画策されてます。

僕自身も平日はIT企業で仕事したりするので、はたらく人たちの熱量の伝播や、そもそものつながりがリモートワークで弱まりがちな中、地方のつまみや普段出会わないレア体験を軸に何かしら手を打ちたい企業さんもおおいのではと。

そんなこんないろいろ話ししているうちに、とりあえず夏ということでマゴチ釣りに行く流れになりました。笑

上述の企業内コミニュケーションの機会のほか、初心者むけ釣り企画をする際の、ホスピタリティあふれるインストラクターさんのつながりも探しているとのこと。

業界にあたらしい仕掛けを続ける彼女の今後の取り組みにも注目・応援です!

詳細もろもろツッテまで!

https://tsutte.jp/about

そして次ページでは今回のマゴチ料理もろもろについて。昆布締め、塩じめなどなどマゴチが何にハマるか、もろもろ試してみました!

投稿者: たくみん

関東在住の釣りバカサラリーマンです。本やwebサイト読んでいると絶対釣れる!って確信したはいいけど、現地にいったら何も釣れなかったこと多数。その橋渡しができるようなブログかきたい。また、釣りを通じて楽しい思い出が沢山できたので、そういう思い出作れるような釣り遊びをどんどん企画したい。ちょっと興味もちはじめた人向けに、こうやったら釣れたよーみたいな事を伝えられたらいいな。海も川もいくけど、食べられる魚の釣りが8割。本職はIT系企業の人事。