2度目の真鶴ボートフィッシング。アマダイ、カワハギ、そして珍客チョウセンバカマに舌鼓。

2021年、すっかりボート釣りの機会が増えた2021年夏シーズンです。

前回の釣行では、カワハギがいれぐいと、とても楽しい思いをしたので、2度目の真鶴のレンタルボートフィッシング。

尻掛海岸には、三つのボート屋さんがありましたが、2021年7月現在、営業しているのは貸しボート緒方さんのみとなります。

その緒方さんも、モギさんに引き継いだとのことで、新生モギボートより出航です!

夜明けとともに出船。この日は4時半

日の出とともに、出発時間はかわるのですが、この日は4時半。朝日とともに、尻掛海岸から出航です。

降りていく階段の直前にある緒方ボートさんの駐車場は引き続き使えるとのこと。入り口にある赤い自動販売機に1000円をいれて、レシートを車のダッシュボードに。

初めてで、あわあわして、この一連の動作をしきれず、代わりに対応してもらうことになりました。

それでも笑顔で対応される、モギさんからは素敵な人柄が滲み出てます。

本日の作戦。ジグサビキ→アマダイ→カワハギ。

真鶴について調べているとYoutube番組「くんくんtv」に出会う方も多いのではないかと思います。たくさんの動画をあげられており、そして早いので、海況チェックやポイント理解にもほんとうにタメになります!

連日のyoutube動画を見ていると、この時期は小鯖の群れがきており、それを釣って落とし込みが楽しめる。

泳がせると、ヒラメやらハタやらイナダやら、いろいろ釣れているではありませんか。直近では、ルアーでイナダが爆調していたり。

そんなバホバホした海を夢見て、いざ出船です。

狙うは、奥の定置網の先、岸際のカケアガリからスタート!


ここには二つの定置網があります。
正面にすすむと突き当たってしまいますが、左に抜けられるようになっています。その正面定置網の奥あたりから、本格的な釣りポイントが広がっています。

アプリ「海釣図V」の海図を参考に、半島沿いにつながっている水深70メートルから30メートルくらいのあいだのカケアガリを流すようにスタートします。

ポケット魚探2つとも死亡、、

今回は小鯖の群れを追いかけるので、ポケット魚探つきで参戦。のはずが、悲しみの爆弾。なんと、ポケット魚探を2つ用意したのに、どちらも使えない状態に。

一つは、綺麗に液晶が割れてしまいました。

昨夜息子氏が触っていたが、なにかしでかしたのか・・・もう一つは、電池変えたばかりなのに、なかなか反応しない。

時折うつりますが、消えるの繰り返し。歯がゆい、実に歯がゆい。。
とはいえ嘆いても仕方がないので、釣りに集中!
魚探のいらない釣りを楽しむことにします。

アマダイ仕掛けに珍客登場!

沖に流れる潮風。コマセをまきながらのアマダイ仕掛けで、100mほどゆらりと流されつつ、数投楽しみます。

水深60mに差し掛かったかというところ。
竿先がグイッとはいり、強いヒキが!!

サバとは違い、たてにトルクフルな引きをみせてくれます。

楽しいファイトの末にあがってきたのは・・・・・

・・・・・ん?誰????笑 

ツボダイにも見えるけどなにか違う。

マトウダイやカガミダイでもなさそう。

わからないのでTwitterで呼びかけていると・・・・反応があり、正体判明!

チョウセンバカマというお魚だそうです。背びれがヤンキー風ですが、食べれるのでしょうか。

チョウセンバカマは非常に美味!たのしみにキープ

このツボダイ系の形状をしたお魚は皮目からあぶらが滲み出るようで、とても美味しいことがおおい印象ですが、実際にしらべると非常に美味という記事がいくつかでてきます。食べるのがとても楽しみです。

30から15メートルの浅場カケアガリ狙いは、不発!

魚探も反応しないし、ロックフィッシュ船が出入りしている浅場にいってみよう!ということで、galleria costaがある、山肌がはだけているところの30メートル帯を狙うようにします。

かろうじて反応する魚探は時折底に映る程度。カワハギ胴付き仕掛けのエサはとられるものの、特にヒットもなし。15メートルあたりになるとエサもとられることもない。

たまにアタリがあったかと思えば、相方のおぐりん氏にやってきたのはミノカサゴ先生でした。ヒレを切り落としながらお持ち帰りです。

いいポイントではありそうですが、、特になにもなく・・ここは見切ることにしました。

正面定置網裏側ポイント、本命アマダイGET!

こくぶボートさんより、正面の定置網沿い、60メートルラインの35とか40mあたりに魚影が濃いときいていました。

それを信じ、定置網奥、水深60メートル帯へ!!
1投目、着底後シャクってすぐ、グイグイっと反応!
しっかりとした重み。三段引きであがってきたのは

第二本命のアマダイ!
この海域では、年中釣れるとききましたが、真夏でも本当に釣れましたびっくり!!

アヤメカサゴさんやら、ちいさいのがちらほらきますが、浮き袋がダメになった、この子は持ち帰らせていただきます。

ボート乗り場近くのカワハギ天国は今日も健在

アマダイも単発だったので、釣れる釣りをしようと、正面でてすぐのカワハギゾーンへ。水深20-30mの正面やや左側を攻めます。

今日も、釣れる釣れる。
ある程度流しかえたりしましたが、はっきり釣れるポイントがありますね。

手堅く得られる魚がカワハギって最高ですね。

ということで、カワハギ、アマダイに、チョウセンバカマと、のんじゃったアヤメカサゴjr。今日も美味しい魚の持ち帰りに成功しました!

さて、チョウセンバカマ氏はじめ、釣れた魚を料理してみよう!!

初日の食卓は、このようになりました!!!!!

まずはカワハギのフライもどき!!3枚におろしたカワハギを、軽く塩コショウ振って、薄力粉、卵、パン粉をまぶす。

魚一匹のために、揚げ物やるのは諸々手間だし、もったいない。

ので、玉子焼き器で、ライトに揚げる簡易スタイル。

ひたひたと油をひきます。

半身つかるくらいの油で、あげ焼きにして、ひっくり返して揚げ焼きにすると、ある程度、フライぽく仕上がります!

油の廃棄も少なくなるし、キッチンペーパーでふきとれるし、少量の揚げ物をしたいときにオススメ!

もちろんジューシーうまいです^^

続いて、チョウセンバカマを塩焼きにしました。ふわふわしてて、油も滲み出てきてて、これはこれは、ほんとほんと美味しいでございます。

油多めで皮目をカリッと焼いた後、少し料理酒をいれて、フライパンに蓋をして、蒸すようにふわりと焼き上げました。

アマダイは潮汁に。出しとったあと、ほんのすこし、みりん酒で味付け。ごま油としょうゆを一滴ずつ。はーーー落ち着く。

2日目の食卓

このチョウセンバカマのお刺身、見るからに美味しい感じありますよね。弾力と甘み旨味がある、素敵なお刺身でした。

このようなかんじに、皮をひいたら、油がぎっとり。最高です。

奥はカワハギ刺し身。手前はチョウセンバカマのお刺身。どちらも味わい最高です。

アマダイは、フライパンで酒蒸しに!!!昆布がしっかりきいて、ねぎの甘みも混ざり合って、ほろほろと最高。

チョウセンバカマとアマダイで、炊き込みごはんもつくりました。

こんな食卓2日分あって、2馬力ボート5000円!

2人で割ると2500円ずつ。最高すぎません???

まあ、厳密には交通費はいりますけど。

ということで、2度目の真鶴も楽しい!美味しい!大好き!な釣行となりました!!

今後も通って、ポイントのことをもっと知っていきたいと思います!!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

何かございましたらTwitterまで気軽にご連絡ください!

投稿者: たくみん

関東在住の釣りバカサラリーマンです。本やwebサイト読んでいると絶対釣れる!って確信したはいいけど、現地にいったら何も釣れなかったこと多数。その橋渡しができるようなブログかきたい。また、釣りを通じて楽しい思い出が沢山できたので、そういう思い出作れるような釣り遊びをどんどん企画したい。ちょっと興味もちはじめた人向けに、こうやったら釣れたよーみたいな事を伝えられたらいいな。海も川もいくけど、食べられる魚の釣りが8割。本職はIT系企業の人事。