manazuru_akamutsu_top

真鶴ボートチャレンジ4!中深海でついにアカムツGET!

こんにちは。今回はアカムツを狙っての中深海チャレンジの2回目のお話です。
結論から言ってしまいますが、ついに射止めてしまいました!ふふふ

味わいも絶品でした〜

ということで、今回はアカムツ釣行記となります。

▼ここに挑むまで・タックルのお話

2021年に、この場所に出会って、1度目はカワハギ。2度目はアマダイ。3度目で取り急ぎのタックルを揃え、中深海チャレンジをして、クロムツに出会えました。タックルや釣り方などどうしたのかは、前回記事をご覧ください。

基本的には同じ釣り方、同じポイントを目指してチャレンジでございます!
なお、筆者、子育て家庭ゆえ、午前中には帰宅するため、9時には納竿するプランです。


今回のメインターゲットはずばりアカムツ!

アカムツという名称よりは、日本海側で呼ばれている「のどぐろ」のほうが認知度は高いかもしれませんね。大きな魚だと1匹6000円やら1万円やらで売られたりもするような、言わずと知れた高級魚です。

錦織圭さんも、のどぐろ食べたい、なんて発言してましたね。

とにかく皮目からしたたる脂がジューシーすぎて、身もほろろととけていくよう味わいがたまらない、日本でも最高級といっても過言ではない魚です。

中深海と呼ばれる水深200-400mくらいの海の底近くに生息しています。真鶴の他にも、外房、茨城や千葉あたりでもアカムツ狙いの船は盛んに出船しています。

真鶴にもいくつか専門に狙っている船もあるので、確実に存在していることはわかっています。今回はレンタルボートでむかうため、ポイントにたどりつけるかがそもそも難関ですが、ふわふわ漂うものものを食しやすいとも聞くので、「誘い」がうまく掛けられるか、というところもポイントになる釣りではあります。

うんちくをしゃべっていてもあれなので、釣行記にいってみましょう!

この日の出航は5時半

ときは2021年10月6日。尻掛海岸5時半出航!今回もモギさんのボートにお世話になります。

ここは日の出に合わせて出船のスタイルです。駐車場から長い長い階段を降りて、準備。乗船名簿を記入して出航まちです。

なんだかんだ待ちが発生しまして、出発は5時40分くらいになってしまいましたが、朝日がとても気持ちいいです。朝焼けの中、出発。すでに幸せな気持ち。

いつものように左右の定置網の間を抜けて、目指すは三ツ石方面。200m台のカケアガリを狙います。ボートを走らせること15分ほど。ポイントに到着です。

果たして今日の運命や!!

ちなみに、仲間内でも予備があったほうがよいのだろうと、前回から竿とリールを増設しています。

リールはタックルベリーで4500円でアンバサダー7000Cを仕入れました。いまや新品は売っていなさそうですが、一番近い型番のものはこれですかね。

使えるかどうかをチェックしたく、予備リールからスタート。

また、今回は4人で行きましたが、「一緒に行きたい」という人向けに1セットあってもいいかなと。竿はプロマリンのホルダーショット船シリーズです。

新品で4000円台で揃えられる初心者の味方な竿です。

1投目からガツン!!トルクフルな引きを堪能

とりあえず220メートルに落とします。

仕掛けをつくりながら、ボートがどちらに流されるのかをチェック。どうやら北東方面にやや深くなりながら流される格好になりそうです。しばらくこの流しで数投できそうですね。

着底させて、ゼロテンション。

1メートル誘い上げて、竿先を揺らしながらへこへこ。

ふわふわおろしていると、ガツンとあたり!


縦にグングンひいて、ドラグが鳴っているではありませんか。
ポンピングしないと巻き上げられない重さ。

手巻きでの挑戦で、220メートルポンピングはなかなかの体験。いきなりドラマ到来です。

30分くらいの格闘は覚悟したところ、、20メートルほど巻いたところでラインブレイク。悲しいやら、ホッとしたやら

ハリスは10cmほどに渡りギザギザしていました。一体なんだったのでしょうか。

サメ?クロビシカマスの大きなもの??わからないですが、縦に突っ込むかんじがよかった。しかし夢がありますね。

2投目もアタリあり!!無事に魚GET

気を取り直して、着底させると、ククン!とアタリ。

どうやら大きくは無さそうですが、追い食いを期待して、誘いを続けます。

また少し大きめなものがあたり、ノッたかな?というところで、巻き上げ開始!!

何がでてくるかわからない喜びを胸に秘めつつ、5分ほどシュラシュラまき続けます。

途中で明確に軽くなってしまいましたが、あがってきたのは、シロムツ!!

シロムツって略称で、15cmくらいでとまるオオメハタと、25cmくらいまで育つワキヤハタの2種類がいるみたいですね。

今回は20cmこえているので、ワキヤハタっぽい!

ここで本日の相方、まっつん氏も、小さな小さなユメカサゴをGET。
さあ、とりあえず坊主は逃れたということで、3投目です!

3投目。230m帯で第二本命GET!!

引き続きゼロテンションの釣り。しかしなかなかアタリがありません。

そこで3メートル持ち上げて、誘い下げを試みます。

カワハギ釣りのへこへこ釣りのイメージで、30cm刻みくらいでゆらゆらおとしながら落としていくと、、ぐぐんと竿先をもっていかれるいい当たり! 

あきらかな重量感!
うひょひょひょ!たのしいwww

残り100メートルになっても、まだククンとひきがあります。ムツを確信。


そしてなかなかの重量感を感じながら数分後あがってきたのは、、

クロムツさん!!本日の本命の一角です。これでひとまず安堵!!安心して帰れます。

かえってからはかると40cm、約550gありました。

4投目でドラマ!ついに本命が顔を出す

段々深くなり250メートル。

着底後、ちいさくクンクンしている気はしますが、いったん無視笑
引き続き、誘い上げ、誘い下げ、ゼロテンションを繰り返します。

先程のような重みはないですが、誘い下げ中にグングンといいあたり!


さあ、楽しみながらも修行の時間が続きます。

この数分間の巻き上げが、なかなかな重労働ではありますが、楽しい時間でもあります。

そんな中、浮上したのは、、、赤い魚!!

小さめのユメカサゴ氏です。とりいそぎネットイン。

からの、まだひきがあり、たぐってみると、、赤白い魚が、、

うおおおおおおおおおおお、テンションやばいです。

大本命??

これはきたのでは??

あわててネットインした先にあがったのは

アカムツ、通称のどぐろ大先生!!初対面です!
やべーー


ドキドキしてテンションあがってしまっております。

にんまりがとまりません笑

出会ってしまった・・・・。

触るだけで、皮から脂が滲み出て手がベトついている。

すでによだれが出てしまいます。

あげる頃には270mだったので大きく移動!

2流し目5投目からは潮もとまり、不調に

かけあがりがいくつかV字な谷になってきる場所があり、vの谷に流せるようしてみましたが、風が吹いて、ボートの流される方向が逆に(笑)
Vにうまくあてられず苦戦しました。

そこから3投くらいしましたが、ウスメバル一匹を追加したのみ。

一回だけ、Vの底にいいかんじに通せた時に相方のマッツンがメガHIT!!

ドラグがぎゅんぎゅん逆流するような大きなファイトをしたのですが20-30m巻いたくらいで、僕の仕掛けとオマツリ。

20cmOVERのシロムツだけが残っていてGET。

あと一投しましたが、合計5匹で8時40分納竿です。

私の釣果はこのとおり。マッツン氏はシロムツ、ウスメバル、ユメカサゴ。

私の船は9時には帰港なコースだったのですが、4人で行ったもうひとつの船は、13時までたっぷりコース。

同じく中深海スタートでしたが、後半にサメに囲まれて恐怖し、海域をかえてアマダイ狙いに変更。ちゃっかりGETされていました。

短時間でツ抜けを目指してアマダイ狙い!なんてのも、やってみたいなぁ

今回の学び

・いつもの狙っているカケアガリポイントに、アカムツは存在する
・V字カケアガリの尾根部分だとイマイチだが、底の部分はやはりアタリが多い
・底から3m以内のゼロテンションの釣りでOKだが、誘いの直後にアタることが多かった
・ハリスが多少短くなって30cmくらいでもクロムツは食ってきた
・横着して、肝のないホタルイカをつけていても、あまり食ってこなかった

▼アカムツの半身は、炊き込みごはん、味噌汁に!

アカムツの半身は自宅において、半身は同僚たちと食しました。

とはいえ、アカムツも一人1きれ食べれるかどうか・・になるので思い切って炊き込みご飯に!

「もったいない!」という声があるかもしれませんが、贅沢な炊き込みごはん。ひじょーーに美味しくいただけました。

写真は取り忘れましたが、こんぶとアカムツを出汁にした味噌汁も、非常に優しい味わいに。

3日熟成のアカムツ、脂がねとーーり滲み出て、極旨でした


残りの半身は炙り刺し身と、塩焼きでいただきました。塩を皮に塗り込んで、炙ってみましたが、いわずもがなな美味しさ・・・・ごちそうさま・・。

クロムツも全然まけてない!

同じく、クロムツも炙り刺し身にさせてもらいましたが、皮目からの脂と、身本来が持つ甘み。とろりと溶け落ちるような感じがたまらんです・・。サイズが40cmあることも、数日寝かせたことも関係しているかもですが、8月のクロムツ刺し身より明らかにおいしゅうござんした。

シロムツも、クセのない、甘みもあるスッキリした味わい!

ウスメバルとユメカサゴは、安定の煮付けに

今回はごぼうとネギを、ふんだんにぶちこみました。

交通費はまあかかるにしても、2馬力ボートで1人2500円。

これらが堪能できるってやばいですね。。

そもそもコスパのために釣りしているわけではないですが、釣りもののアカムツ1匹だけで、十分お釣りがでてきそうです。

何より、自分でポイント探して、仕掛けをみつくろって、誘いをかけて、アカムツに出会えたことがプライスレス、ほんとうに嬉しい。

次はキンメダイに出会えるように、頑張ってみたいと思います!

本日のタックル

竿:アルファタックル ショートアーム GS 73 180MH
リール:アブガルシア アンバサダー 7000C
PE:シマノタナトル3号300m

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
何かありましたらTwitterまでご連絡ください!



投稿者: たくみん

関東在住の釣りバカサラリーマンです。本やwebサイト読んでいると絶対釣れる!って確信したはいいけど、現地にいったら何も釣れなかったこと多数。その橋渡しができるようなブログかきたい。また、釣りを通じて楽しい思い出が沢山できたので、そういう思い出作れるような釣り遊びをどんどん企画したい。ちょっと興味もちはじめた人向けに、こうやったら釣れたよーみたいな事を伝えられたらいいな。海も川もいくけど、食べられる魚の釣りが8割。本職はIT系企業の人事。