様々な魚種を狙える秘境、真鶴のボート釣りに初挑戦。2人で3時間で9種目!こくぶボート

こんにちはー。今日は真鶴のボート釣りにはじめて挑戦した、というお話です。

釣りバカ先輩氏から車を譲り受けてからというもの、行動範囲が一気に広がりました。

子供がいる身としては、午前中のみサクッと釣りをしてお昼には帰宅。みたいな釣り方をしたい。

すると、手漕ぎボートが、いい感じの存在感になってきてくれます。

湯河原住まいで、朝イチおかっぱりしている同僚を朝4時台にそそのかして、そのまま初挑戦!真鶴のボートにいってきました。笑

2021年夏現在、真鶴のレンタルボートは1箇所のみ?情報不足に困惑

真鶴半島の湯河原側に存在する尻掛海岸。「真鶴ボートハウス」から坂道を下り、さらに急な坂道階段をくだった先に、ポツンとボート小屋があります。

木々の合間から、小屋がみえるでしょうか。あれが目指すところです。

100段ちかくあるのではとおもわれる、この階段を下った先に、尻掛海岸があります。

ここには、緒方ボート、エトーボート、こくぶボートの三つが営業との情報ですが、2021年6月現在、緒方ボートのみ、事前予約制で営業されています。
(のちに、緒方さんも事業を引き継いでモギさんが運営することになりました)

早朝にどこに電話してもつながらない。

エトーさんは2020年お亡くなりになられたのだとか。常連さんと有志が小さく運営されているという噂も。緒方さんは、6時台につながったのですが、事前予約制ですので、また今度ね、と。

残るはこくぶさん。朝から電話してみたもののつながらずネットにも記載がない、、、もし何もできないということであれば、芦ノ湖でレイクジギングかワカサギ泳がせやろう!とりいそぎ現地に行こう!

ということでプランBを用意しつつ出発。
以前の芦ノ湖釣行はこちら。芦ノ湖も好きな釣りの一つです)


ダメ元が起こした奇跡。こくぶボートさんより出撃

おそるおそる現地に行ってみると、、お爺さんがひとり、散歩しています。「緒方さんはダメだったんですが、電話つながらないから来てみたんです」「こくぶさんって、今やってないか、ご存知ないですか?」

「オレこくぶだよ」

!!!!!???奇跡がおきました。

「台風きてるから、明日に備えて、海岸の整備にきてたんだよ。実は秋までお休みしているところなんだけどね」「ボートの出し入れ手伝ってくれて、12時には終わる感じなら、ちょうど今日いけるよ」とのこと。なんたる奇跡。

ということで、奇跡の出艇が実現しました。ということで、2021年6月21日 9時〜12時の3時間釣行、スタート!

真鶴のボートエリアを理解する

ここは2つの定置網が位置関係把握のヒントになっています。

出発して左側に定置網が一つあり、右側から正面にかけてもう一つ。長靴のようなL字の形したものが一つあります。実に魚種が豊富なエリアとのこと。

<定置網の手前>
手前はハゼ中心ですが、右にいくと吉浜が広がっており、一帯ではキス、メゴチ、マゴチ、ヒラメなんかも狙えるそう。少し岩場よりになると、カサゴやハタなどの根魚狙いもok、アオリイカの実績もあるとのこと。

<定置網と定置網の間>
少し行くと、定置網と定置網のまんなかに中央ブイがあります。水深30メートル近い感じ。この手前から中央までの20から30メートルラインにはカワハギが、たくさんいるとのこと

<正面定置網のギリギリ手前>
一番奥、正面定置網直前までいくと、水深60メートル。ここの中層40m前後を狙うと、マダイはじめいろんな魚に出会いやすいとのことです。

そして後からわかったのですが、定置網を左にすり抜けていくと、定置網より奥にすすむことができます。

水深80メートルなどになると、アマダイゾーンに。手漕ぎでも、水深80までいける場所、なかなかないですよね。中には中深海にいって、キンメ・アカムツを釣ってくる人もいるそうな。

秘境とも呼ばれるほど、ほんといろんな魚が狙える海域で楽しみでなりません。

まずは様子見で、正面定置網手前の60メートルへ

僕はアマダイ仕掛けでスタート!

底まで仕掛けを落として、トントン。ふわっなんてやっていると、同僚おぐりん氏、カワハギ仕掛けでいきなりHIT!あがってきたのはタマガシラです。

オカッパリではなかなか釣れないサイズの魚がいきなり釣れて、開始10分で、ボートの魅力にハマりつつあります。いれるたびにトラギスもあがってきます。

そして、巻き上げ中にショゴもGET!!ポケット魚探にも中層に反応があったのはショゴだったのですね。こくぶさんのいうとおり中層。

数十分やってみて移動。

カワハギはいるのか。浅瀬に移動。

「カワハギ釣りをしたい」「トラギス泳がせで、マゴチも狙いたい!」

そんな願いをもってカワハギゾーンへ少し移動。

定置網と定置網の間にある、中央のブイあたりまでもどってきます。25メートルから15メートルまで流れていきます。これがどハマり。楽しく釣れます。笑

あれよあれよと

釣れ続く!

しかもでかい。

25cm以上のカワハギが、たてつづけに竿先をガンガン揺らしてきます。カワハギ、トラギス、キタマクラの御三家をはじめ、エソや、ヒメジ、テンスなどなど。

手前の定置網が切れたところくらいから、一気に浅くなり、水深10メートルを切ってくる。そうすると釣れる魚もベラなどに切り替わってくる。
そしたらブイくらいまで戻り3流しくらいを楽しみました。

トラギスの泳がせ竿に異変!

おぐりんは、カワハギつっている横でトラギスを泳がせていると、、竿先がガコンガコン、そしてグーンとつきささる!うおおおおおおおお。


が、あわせて竿先がおおきくまがるものの、そのまま、すっぽ抜け。泣
泳がせのタイミングは、ほんと難しいですよね。なんの魚だったのだろう・・。

ということで初めての真鶴、豊漁!!

2人で、タマガシラ、ショゴ、カワハギ、トラギス、ベラ、テンス、エソ、キタマクラ、ヒメジの9目。

ジャリメ持って来てたら、浅瀬でキス狙いながらマゴチヒラメなんかもできる。アマダイもボートからたくさん釣れる。15種目釣る!なんてのも夢じゃない。

10時納竿なら午前中帰宅もできる。
また来たい強い想いと共に納竿です。

▼真鶴の海の幸を料理で堪能


カワハギは、ことごとく卵を抱いてらっしゃいました。
そうだった、産卵期だった・・・・。

非常に申し訳ない気持ちになりながら煮付けでいただきました。
この時期のメスはリリースしよう・・・。

お刺身。下半分がカワハギで、左上ゾーンがテンス。

テンスは、ベラを限りなく上品にしたような味わい。やわらか甘い!!うまい!

煮付けも、ホロホロでした。テンスさん、いけるクチですね。アマダイみたいに、ウロコのまま料理していい魚とのこと。

トラギスさんも、中型カワハギをサクとりしたやつも、卵も煮付けに。

ということで真鶴の海の幸をありがたく頂戴しました。

おぐりん氏もショゴに、タマガシラに、カワハギにトラギスと、満喫したそうな。

ということで初の真鶴、初めての場所にしては上出来ではないでしょうか?
激アツでした。またきたい釣り、発見でございます。

次は、アマダイを狙いたい!!こくぶさん、本当にありがとうございました!

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投稿者: たくみん

関東在住の釣りバカサラリーマンです。本やwebサイト読んでいると絶対釣れる!って確信したはいいけど、現地にいったら何も釣れなかったこと多数。その橋渡しができるようなブログかきたい。また、釣りを通じて楽しい思い出が沢山できたので、そういう思い出作れるような釣り遊びをどんどん企画したい。ちょっと興味もちはじめた人向けに、こうやったら釣れたよーみたいな事を伝えられたらいいな。海も川もいくけど、食べられる魚の釣りが8割。本職はIT系企業の人事。