海に出てカワハギを釣って、さばいて、肝あえで食べる。フグの刺身と日本酒も添えてみる。ヘトヘト濃厚な1日でした 三浦半島長井・儀兵衛丸 #遊部の釣部 2019年12月14日

2019年に始動した#遊部の釣部も、いよいよ今年最後の企画になりました。いろんな釣りにいったなぁ。早戸川のニジマス、横浜のアジ、多摩川のテナガエビ、浦安のフグ、野島沖堤のキス、相模湾マグロカツオ、大井ふ頭のハゼ、相模湖のワカサギ。最後となる12月は三浦半島長井港から出るカワハギです!

長井・儀兵衛丸のショートカワハギ!早起きしなくて良い!

船釣りといえば、4時位に起きて、6時台〜7時台には船が出ている、みたいなことが多いのですが、遊部の釣部は、初めての釣りの人もいるコミュニティ。みんな朝6時集合という気合ではないので、9時に横浜集合!11時30分出船のショートカワハギにやってまいりました。

カワハギ!?

カワハギはエサ取り名人と呼ばれ、本当に簡単には釣らせてもらえないゲーム性抜群な魚な上に、とろーり肝あえがたまらない。食べても抜群に美味しいお魚です。ワカサギと混同されがちですが全然違いますね。笑

しかし今年の海はカワハギ厳しめです。昨年30匹とか当たり前に釣っていた、トーナメントに出るような第一級の猛者たちが、ギリギリ10匹とかになっているのです。厳しい戦いが予想されますがどうでしょうか。

1週間前に釣ったフグを寝かしているので、最悪カワハギ釣れずとも、食べる会は成立!釣れるといいな・・

カワハギの釣り方(ざっくり)

(結論からいうとこの日はカワハギ坊主だったのですがwww)僕はいつもこのようにイメージしながら釣りをしています。ただ奥深くて、カワハギ歴数十年のトーナメンターがいたり、様々な手を持っている人がいる釣りなので、ほんの切れ端くらいに思って頂けますと。釣り方とかそんなのいいよという人は、スクロールして次ページへお進みください!

カワハギ、まずはおさえる10箇条!

#仕掛けのイメージ
カワハギは底付近にいることがおおいです。そこを狙える胴突3本針で釣ります。25号か30号のオモリを底につけて、その上にある3本針にアサリをつけて底から数十センチあたり浮いているカワハギを狙います。何十年やっても学びがあるような奥の深い釣りなのですが、本当にざっくりした釣り方だけ。

#餌の付け方
アサリの水管と呼ばれる2本の目みたいな部分に針を刺す。そしてベロと呼ばれる、耳みたいなところに縫い刺しにする。最終的には肝に針先を隠す。これが基本的な付け方です。カワハギは肝が大好きで肝をまず狙いにくるので、そこに針先があるかどうかが、大きなポイント。

また、専用の塩で、アサリをキュッと締めて使うことがおおいです。塩の量で締まり方が変わるので、針のサイズとぴったりになるようにしましょう。

#針の選び方
僕にはわかりません笑 しっかりと吸い込ませたい吸わせの針と、あたりを感じたら積極的に引っ掛けに行くハゲ針。あとは、7cmなのかロング10cmなのか。活性低いときは10cmにするといいみたいなことを聞いたこともあります。サイズもそれぞれ数種類あるので、その日の船の真下にいるカワハギにあわせてベストを探っていきましょう

#カワハギを寄せる様々なアクセサリー
集魚版というキラキラしたキーホルダーみたいなものや、ヒラヒラしたスカート、あるいは集魚ライトといった発行体。バイブレーション。好奇心旺盛なカワハギを遠くから寄せるための様々なグッズがあります。僕はオモリにスカートをつけるだけからのスタートがおおいです。

#着底したらまずはカワハギを寄せる

スカートの場合、ちょんちょん竿先を揺らすと、水中でスカートもフワフワします。船に15人乗っていたら、どの仕掛けにカワハギがよってくるのか。なのでオモリが底についたら、少し竿を持ち上げてちょんちょんして半径数メートルのカワハギにアピール。改めて、底にピタっとつけます。

#ゼロテンションをキープしよう

底について、竿先を持ち上げると、オモリの負荷を感じます。逆に竿先を下げると、オモリの負荷は感じないものの、糸がたるみます。そのちょうど中間がゼロテンション。糸はゆるんでいないし、竿先にオモリの負荷も感じない。この中間地点をぜひとれるように意識しましょう。

#アタリがあったらアワセ!

カワハギは餌取り名人とも呼ばれていて、竿先にまったく異変を感じないままに、エサだけなくなっていることも多いです。針をかける行為(アワセ)が超難しいのですが、これがまた面白い。
あたりを感じた瞬間に、ククっと竿を持ち上げるアワセもあれば、逆に竿先をスッと下に下げて、食い込ませてから持ち上げるアワセもあります。
ベラやトラギスは、ブルンブルンとアタリがでるのに対して、カワハギはカツカツッといったような、金属的なアタリがおおいです。ヒラヒラさせながら食べたり、5cmほど吸い付くように食べるので、竿先への変化も違ってくるのでしょうね。

#たたきとたるませ

竿先を思いっきりシェイクして「タタキ」と呼ばれる行為をすることがあります。僕は「じらす」と捉えています。カワハギが慎重にするする餌を吸い取っていくのですが、タタキを行うことで、食べたいのに食べれない状態が数秒続きます。そこからピタっととまると、ようやく食べれると興奮して勢いよく食べてしまう。タタイテタタイテ、ピタッとするのが基本作戦。

逆に竿先を下にむけることで、糸をたるませるのもよく使います。底に餌がついているのでより自然な感じ。活性の低いときは、たるませて、餌を地面にはわせると、あげるときにカワハギがついてくることがあります。

#困ったら、タテの釣り、もしくはヨコの釣り

タテの釣りとは、底から1〜2m浮かせてみる釣り。あまりにもキツイ根が底にあって根がかりが多いときや、海藻がながいことが想像される時、底にはベラやトラギスがたくさんいる時など。ベタ底ではどうにもならないと判断したら、底についてから、1〜2mまいて、宙の釣りへと移行します。
オモリの負荷を感じながら、ちょこちょこ竿先を揺らしたり、ステイさせたりして浮かんでいるカワハギを狙います。

一方、ヨコの釣りは、遠投する釣り。真下にいないなら、遠くになげてそこにいるカワハギを釣ろうという作戦。ピンと糸をはって、徐々に寄せながら、カワハギを探ります。

ほかにもいろいろあるとは思いますが、大枠このあたりを押さえていれば、あとは掛け算でその日の正解を探す感じになると思います。「釣れる気がしない」という時に、何か手をうてると思いますので参考までに!

#専用の竿がいい?
無限に買ってしまいそうなので、僕は魚種専用の竿はもたずに汎用ロッドでやりくりすることが多いのですが、カワハギだけはもっています笑 カワハギは9:1や8:2と呼ばれる極端に曲がらない部分が多い竿です。(曲がらない部分:曲がる部分)

上記のように「たたき」をやるときにダイレクトに仕掛けが動いてくれたり、硬い竿だと、「カカッからのガツガツガツ」っと直接かかってくれることもおおいです。

また軽かったりもするので。繊細なアタリを逃さない、5万円くらいの竿も毎年でますが、まずはこちらで十分かなと。関連商品にあるリールと糸をあわせても2万円で揃います。

ダイワ(Daiwa) 船竿 ベイト カワハギ X MH-180 釣り竿

 

次のページではいざ、カワハギ釣りスタート!!

投稿者: たくみん

関東在住の釣りバカサラリーマンです。本やwebサイト読んでいると絶対釣れる!って確信したはいいけど、現地にいったら何も釣れなかったこと多数。その橋渡しができるようなブログかきたい。また、釣りを通じて楽しい思い出が沢山できたので、そういう思い出作れるような釣り遊びをどんどん企画したい。ちょっと興味もちはじめた人向けに、こうやったら釣れたよーみたいな事を伝えられたらいいな。海も川もいくけど、食べられる魚の釣りが8割。本職はIT系企業の人事。

海に出てカワハギを釣って、さばいて、肝あえで食べる。フグの刺身と日本酒も添えてみる。ヘトヘト濃厚な1日でした 三浦半島長井・儀兵衛丸 #遊部の釣部 2019年12月14日”に対して1件のコメント

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