暴風×荒波。時化(シケ)の日は、どうしたらアマダイが釣れるのか。試行錯誤した上での一匹は本当に嬉しかった|遊部の釣部 2021年1月16日(土)羽田・かみや→久里浜沖

2019年に発足した #遊部の釣部 も、まもなく3年目を迎えようとしています。
遊部は全方位の遊びを楽しめるコミュニティで、その中の釣部の部長を筆者が担当させてもらってます。

月イチから2ヶ月に一回くらいの頻度で釣りをしており、テナガエビやハゼ釣り、ワカサギなんかも含め、いろんな釣りを企画していますが、冬もオフシーズンにならないのが釣りの良い所。

冬は寒くても大丈夫!ボウズ覚悟で美味しい魚に挑戦したい!と思える人たちで船釣りにチャレンジしています。

今回狙うは、冬の女王、アマダイです。

鱗ごと揚げてパリパリたべる「松笠揚げ」ができるという貴重なお魚。kg単価も平気で3000円やら4000円やらいってしまう、超高級魚といっていいお魚です。(天然マダイでもkg単価1000円くらいのことが多いです)

いつもの通り、釣った冒険譚を肴に、美味しくワイワイ頂きたいところですが、こんなご時世です。開催自体も悩みましたが、釣り方やオススメ動画などは、事前にLINEグループで共有して、いつものたべる会も行わない。極力コミュニケーションレスで釣りを楽しむスタイルとして、左舷6名で出撃です!

シケ予想でも出船してくれた羽田・湾奥出船の船宿・かみや

久里浜一帯は出船停止、相模湾も、はや上がり確定とのことでしたが、ここ「かみや」では、最大風速15メートルの暴風予想ですが、出船させてくれるとのことでした。

そんな中電動リール4台レンタルの人たちのサポートもしてくれ、事前の受付から乗船中、下船後まで終始丁寧な対応。とても気持ちいい船宿さんでした。

穴守稲荷に6:07到着の電車で集合して、船宿で受付。30メートルほど歩いて、桟橋に一同むかいます。そしたら上記の朝焼け。これだけで気持ちいい。

これから、シケの海に出るとは思えない静けさ。7時、定刻にいざ出船です。
こんな静かな出発でも、いざ沖にでてみればこの有様。予報通りのシケ

船がジャンプして体が浮くほどの、遊園地のアトラクションのような海が、まっていました笑 アマダイのように、丁寧なタナとりが要求される釣りには圧倒的に不向きなコンディションです。

アマダイ釣りと、私

かくいう私は、アマダイ釣りはリレー含めて4度目。その道に熟達しているわけでもなく、初心者に毛が生えた程度です。

初めてで無策でなんちゃって5匹釣ったもんだから、タナあわせできれば釣れる釣り!なんてイメージがつきました。

が、そのイメージは釣行を重ねるたびに払拭されていきます。特に前回は、全然うまくいかず、チビポニョいっぴき。ただ、タナ合わせするだけでなく、誘いの重要性を感じたのがこれまででありました。

誘いは9種類?アマダイの釣り方の記事と動画を事前に読み漁る

「アマダイ 釣り方」など検索するとたくさんの記事や動画がでてきます。

誘うがキモ!といっている場合もあれば、誘わないが吉!置き竿最強竿頭!といっているものも含めて千差万別!!

どう理解したらいいものか。笑

いずれもに共通して重要なことは「エサのオキアミはきれいなものを、回転しないよう真っ直ぐ刺す」「底から30cmから50cmくらいのタナに、餌があるようにする」の2点

それ以上の誘いに絶対解はなく、アタリパターンを探す釣り、ともいえそうです。

海況を読みながら釣り方を買えていくテクニカルな釣りという意味では、カワハギ釣りに似ていますね。

その誘いですが、記事をみていくと有効なものは9種類あるように思えます。

1.コツキ&煙幕に跳ね上げ
2.ピューンとした誘いあげ
3.フワーーとした誘いあげ
4.ゆーーっくりの誘い下げ
5.自然のフォールに委ねた、フっとオモリを落とす誘い下げ
6.上針で食わす間を与えてから、次に下針で食わせる!二段階誘いあげ
7.微妙に穂先でチョンチョン動かす程度
8.置き竿任せ
9.むしろ常に、底付近数センチを狙う。

自分がアマダイを釣ったことがあるのは、ほとんどが1のパターン。初回〜2回目は、たまたま手があっただけ。調べれば調べるほど、熟練しているみなさんは、そのパターンでないときにも、確実に魚を仕留めてきたことが伺えます。

時化(シケ)の日のアマダイは難しい?

アマダイは底荒れすると釣れない、なんてことも聞きます。

なので強風や波、うねりがはいった翌日などは、からっきし、なんてこともあるらしい。

一方、シケの当日については、トラギスやアカボラなど、外道がつれてくれると、まだ悲観しなくていいものの、「タナのキープ」が極端に難しくなるので、これまた釣り辛い、となります。

知っていると、わかる、出来るは違うので、いったん参考情報としつつ、いざ実践!

このあたりの考え方は、事前にLINEで共有して、なんとか1匹釣りたい!新年にふさわしい魚をGETするぞと意気込む一同。シケだとしても、アマダイは微笑んでくれるか?

一同の様子は、次ページへ!「2」をクリック!

投稿者: たくみん

関東在住の釣りバカサラリーマンです。本やwebサイト読んでいると絶対釣れる!って確信したはいいけど、現地にいったら何も釣れなかったこと多数。その橋渡しができるようなブログかきたい。また、釣りを通じて楽しい思い出が沢山できたので、そういう思い出作れるような釣り遊びをどんどん企画したい。ちょっと興味もちはじめた人向けに、こうやったら釣れたよーみたいな事を伝えられたらいいな。海も川もいくけど、食べられる魚の釣りが8割。本職はIT系企業の人事。

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