暴風×荒波。時化(シケ)の日は、どうしたらアマダイが釣れるのか。試行錯誤した上での一匹は本当に嬉しかった|遊部の釣部 2021年1月16日(土)羽田・かみや→久里浜沖

0830いよいよ釣りスタート!

荒波×強風×ミヨシは本当に釣りにくい。

波が1.5mくらいある。波とあわないと、誘い上げも、2メートルくらいやってしまう。そうなるとアマダイが餌を見つけたとしても、仕掛けがまるまる目の前から消えてしまいます笑

誘い下げてるつもりでも、実は波で誘い上げてるかもしれない
高い波がきたら穂先を下げて、波をこえたら穂先をあげる。

それを意識して、それでも多少ブレちゃうので、
そのブレた部分を実際の誘い上げや誘い下げと認識してやってみよう。

そんな考え方で、やりはじめました。

仲乗りさんは、「波をいなしてタナキープできるなら、オモリを底から1mはなししたほうが良いですが、自信がなかったらむしろオモリを底につけたほうが良い」とのアドバイス。

波がおりたときに、軽く底につくくらいでキープするのが、まずはいいかもしれません。と。

1流し目からトラブル

今日は僕だけ手巻き竿をもちこみ、あとは電動リールのレンタルです。
オモリは、波が低いときに着底するくらいにセット。

一応、穂先を調整して、波をいなす練習もします。手巻きだと軽くて、これがやりやすいですね。

定石どおり5分くらいしたらいったんあげてみると、この通り、頭をかじられています。

今日は底荒れしているわけではなさそう。

そして巻き上げ途中、リールにトラブル。両軸リールを巻いたときに、左右に均等に糸をちらしてくれるパーツのネジがはずれている。自分で左右に動かさないと、糸がダマになってしまう事案が発生。息子氏にネジはずされていたのかなあ・・・

2投目で小気味よいアタリを感じとり、聞きアワセで無事にのせることができる!!!!!

も、巻き上げ途中、ガッガッガッとリールに糸がひっかかってしまい、トラブル対処している間に、バレてしまいます。

ということで、予備リールに切り替えて気持ちを入れ替えて2流し目!

外道の微細なアタリ続出。外道から、自分のエサのあるタナを予想する

海の表面上の潮よりは、底近くを流れている潮が強ければ、仕掛けは横にたなびくし、潮が皆無なら、仕掛けはまっすぐ垂れ下がる。

底の潮は直接的にはわからないけど、釣れた魚で判断。上記写真は、トラギス(底の魚)が、上の針についているので、これにくいついた瞬間、下の針は、もっと底にベタっとしていることでしょう。

次は、タマガンゾウビラメが、下の針についてます。下の針はベタ底やけど、上の針は底から数十センチ浮いているかもしれない。

この日はいなかったですが、レンコダイ(キダイ)が釣れ始めたら、ちょっとアマダイよりは高いタナを釣っている、という判断をします。

といっても、この日は同じタナ(深さ)をキープするのがむずかしいので、再現性がむずかしいのですが・・笑

底物のゲストさんたちは元気で、タマガンゾウビラメやトラギスは、着々と食べてきます。顔が右にある、立派なムシガレイも。沖釣りに慣れていないと、アタリをとること自体もむずかしいので、5分と言わず、一定頻度でエサチェックがてら見返すのは大事ですね。

2流し目の回収時、グシさんの竿が大きくしなり、見事に中型アマダイをGET!!
これには一同テンションあがります!

しかし私の竿には「たまに底に触れるくらいで波に揺られる」というのをやってもアタリがこず、「1mあげたところでタナキープ」をやってもアタリがこず

これ以降、なかなか釣れづらい時間が続きます・・

ロングハリス行けるんじゃないか説ためしてみる

上記の状況なら、皆さんは何を試されますでしょうか。

「エサがついている」「タナ(底から少し上)があっている」をはずしてはいけない2点として、荒波がとても強い状況。

無駄打ちも多そうですが、いろいろと試行錯誤スタートします。

ということで、第一弾はハリスを3メートルにして、3本針に。三層で狙うイメージです。

通常の2メートルハリスの上に、1メートルハリス追加。新規枝糸と針をそこに追加。1番下に小さなガン玉をつけて、縦に狙う。

着底後、80cmくらいあげて、1番上の針に食わすステイ。また80cmくらいあげて、2番目の針に食わすステイをして、また80cmあげて3番目の針を意識してステイ。

ハリスが長くなることで竿が揺られても、エサの上下動は、ちいさくなる。餌の上下はキープしやすくなるが、その分、タナのブレが大きくなるのがデメリット。

一番下の針にトラギス。いい感じな気がします。

その後一度だけ、穂先が10cmくらいクーンと下がって、テンションダダアガリ!!もしや?と思ったのですが、2番目のエサがきれいにとられていました。

はやあわせ、焦ったかなあ。失敗

その間、1時間ほどは、続かず。一番下にトラギスだけが釣れ続けてくれました。

周囲は、さきほどのタマガンゾウビラメ、トラギスに限らず、いろんな外道を釣っています。

サバフグ?白?黒?毒?見分け付きません。w
こんなのも釣れるんですねー。

ロングハリスをあきらめ、次の作戦でようやくHIT!!
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投稿者: たくみん

関東在住の釣りバカサラリーマンです。本やwebサイト読んでいると絶対釣れる!って確信したはいいけど、現地にいったら何も釣れなかったこと多数。その橋渡しができるようなブログかきたい。また、釣りを通じて楽しい思い出が沢山できたので、そういう思い出作れるような釣り遊びをどんどん企画したい。ちょっと興味もちはじめた人向けに、こうやったら釣れたよーみたいな事を伝えられたらいいな。海も川もいくけど、食べられる魚の釣りが8割。本職はIT系企業の人事。

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