「垂らせば、無限に釣れる釣りでしょ?」
サビキ釣りというと、そういうイメージがありました。友人から言われることもあります。僕自身も、幼き頃、父親に連れてってもらい、兵庫県垂水や、長崎の度島あたりで、そういう体験をさせてもらっていました。
「大きくなるにつれ、くずれゆく、幻想」
しかし、大人になると、その幻想はくずれていきます。
投入すれど投入すれど、釣れない。そんな体験が重ねられていきました。
わかってきたのです。
アジ達が回遊する特定の場所で、アジ達が回遊する特定の時間。
それらが重なって始めて、幼き頃に見たパラダイスのような釣りが完成する。
父親や祖父は、そうなるようにデザインしてくれていたのです。
なんか、前置きが長くなりましたが、今回、久しぶりに幼き頃のようなサビキ釣りを楽しむことができました。関東では初かも?今回はそんな釣りを紹介します
館山の人気スポット「夕日桟橋」

館山駅近くにある、沖に500mほどメートルのびる桟橋です。もはや、船。
観光用の桟橋ですが、レギュレーションもたせて、観光客と釣人が共存している場として成立している、好事例としても紹介されています。(2020年10月現在)
歩道側は釣り禁止とのことで、皆さん左側に並んで釣りをしています。朝4時前につくと、特に場所に困ることなく、一番先端側に陣取らせていただきました。ハンマーヘッドみたいになっているのですが、そのハンマーの部分は立ち入り禁止となっています。他にも寄せ餌禁止など、ルールを守れない場合は全面禁止にします、という前提において、釣りができる場所になっています。

この先端手前に座を構えて釣りスタート!さあ、果たして釣れるのでしょうか。
本日の作戦4つ!
はじめての釣り場ですと、いろいろ試したくなります。まずは下記4つを試してみたいと思います。
1.サビキorトリックor投げサビキでアジを釣る
2.泳がせてみて、何かを狙う
3.何もなければエギを投げる
4.イソメでちょい投げを
また、同行者の一人が面白そう、と、冷凍ワカサギ(稚魚)をスーパーで買っていました。これもためしてみます。
トリック・ワカサギ?サビキ・ワカサギ?常にアタリの嵐!!!

いきなり亜流な攻め方ですみません。トリック仕掛けに、アミエビをかけるのですが、下3つだけワカサギをつけてみたところ、いきなり、ひったくるようなアタリ!今日の本命の一つ「アジ」が、いきなり釣れてくれました。今日はいい予感。
というか、普通に底近くに落とせばアジが釣れる!表層狙えばイワシが釣れる!時たまサバが交じる!

幼き頃に見た、垂らせば釣れる状態。朝6時半くらいまでは順調につれてくれました。この時合だけなのでしょうかねー。無限につれて楽しい!

普通にサビキ&アミ姫でも釣れるのですが、ワカサギの威力がすごかったです。笑
泳がせ釣りは??
時を戻そう。まだ暗い時間のお話です。

小アジやイワシも釣れるので、イカでもタチウオでも釣れたらいいなあと、電気ウキ&泳がせ釣りをやっていました。
基本的には反応がない時間が続きますが、5時すぎくらいでしょうか。真っ暗なうちに、電気ウキがボヤーーーーーーーっと。
うおおおおおおおおおおおおおおおおテンション上がるやつ!
そのまんま、ボヤーーーーーーーーーーっと沈んだままになっています。これは、きっと、何かが食べている。
タチウオ?イカ?
糸ふけをとって、重みを感じたらあわせるぞ!
と、15秒くらいしてから、すこしテンションを張り気味に構えます。
ぬーーーーーー、まてずに、ききあわせ・・・
のってくれ・・・・・・・・
スーーーーーーーーー
???あれ、かからない笑
ということで、ワクワクTIMEは肩透かしに終わってしまいました。笑
明るくなってからは、イワシをぶっこんで、放置していると、、、糸がぎゅるーーーーーっと横に!!!あげてみると、軽めの反応で・・・・

エソ先輩がご挨拶してくださいました。笑
飛ばしウキカゴつりでは・・・・
横の少年が、投げサビキで大きなサバをガンガン釣り上げています。
これは・・と思い、僕も遠投カゴ釣りの仕掛けに切り替え、ちょいと投げてみると・・

でっぷりしたサバ先生が遊んでくれました。
ということで朝7時半には納竿。少し移動しましたが夕陽桟橋の釣りを終えました。いやーーーーー楽しかった!なかなか神奈川エリアで体験したことのない感じでした。
帰り際には、人がびーーーーーーーっしり。人気スポットですね!

持ち帰りは・・



3人でいったので、持ち帰り数はおすそ分け。僕が持ち帰ったのは2日分くらい。アジとサバ、そしてアイゴとキス。

やっぱりアジフライは最強説。

豪快にサバカツにしてみました。

サバカツカレー。
【料理実験】サバカツは、どう食べると美味しいのか選手権
1.サバカツに、「チーズ」を乗せてみた。昨日のウスターオンリーよりいいかも。しかし、チーズだ。これは、チーズの味だ。笑
— たくみん@遊部の釣部 (@tsuritakumin) October 26, 2020
鯖カツを、チーズが大きく包み込んでる。ウスターオンリーより美味しいかもだが、この溢れんばかりのチーズをどうにかしたい。 pic.twitter.com/q5Zam08v1D
まずはチーズ氏。
3.玉ねぎドレッシングon鯖カツ
— たくみん@遊部の釣部 (@tsuritakumin) October 26, 2020
玉ねぎドレッシングは、いろんなお刺身にもあいますよね。カルパッチョ的になりますが。
うん、無難に美味しいかな。衣に玉ねぎドレがまとわりちょっとウェッティになるのも好き。 pic.twitter.com/GXtVZ388TO
玉ねぎトレッシング氏
画像うまく行ってなかったので画像ペタッと。 pic.twitter.com/LD6spl6Sxt
— たくみん@遊部の釣部 (@tsuritakumin) October 26, 2020
4番バッターは、金のごまだれ。カツオの刺身にはこれが一番あっていたので鯖カツにもあうのか、
— たくみん@遊部の釣部 (@tsuritakumin) October 26, 2020
期待!ですが、なんだろう。カツを相手にすると、思っていたほどの長打力がなかったかも。あわないことは、ないですが。 pic.twitter.com/ipbSNGgRz2
5番バッター、関西人の心。お好みソース。とんかつにトンカツソースがあうんだから、鯖カツにお好みソースもあうでしょう。
— たくみん@遊部の釣部 (@tsuritakumin) October 26, 2020
食べてみた。
母なる味がした。
優しい気持ちにつつまれた。多いに関西人バイアスがかかっているかもしれない。好きではあるが、みんな好きなのだろうか。 pic.twitter.com/D3gcFC2DHP
6番バッター、地元の食材には、地元の食材を。館山で釣った鯖カツを、帰りの海ほたるで買った「焼ねぎ千葉味噌」を添えてたべた。
— たくみん@遊部の釣部 (@tsuritakumin) October 26, 2020
パク。サク。ピリ辛の焼きネギ千葉味噌が口の中に広がる、広がる。
鯖に対し千葉味噌の圧勝ですね。
千葉味噌は、ごはんにかけるのが断然美味しい。白米、おかわり。 pic.twitter.com/fpM0OorYUk
と、様々なつけあわせをためしてみましたが、個人的順位としては
1.チーズandウスター
2.チーズonly
3.お好みソース
でした。
今度は味噌カツみたいな、名古屋風の甘い味噌でためしたい!!
え、、、、はい。
やや、脱線しました。
館山の夕日桟橋。超人気スポットではいれるかはわかりませんが、少し(というかかなり)早起きできたら、早朝の館山までいくのも楽しいですね。
最後に、2020年、釣り場閉鎖が相次いでいます。ルールも毎月のように変わっています。
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館山の人気スポット「夕日桟橋」。サビキ釣りでアジ爆釣!幼き頃を思い出す。”に対して1件のコメント
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