毎月1回、初心者混じりで、季節ごとの釣りを楽しむ「遊部の釣部」。もはや19回目の開催となりました。今回は初の、離島への遠征!!
結論、期待していたタカベやムロアジの回遊もあまりなく、なかなか厳しい状況でもありましたが、それでも20種類以上が遊んでくれました。こんな時世に最高の思い出を、ありがとう。
1土曜日午前の釣り@岡田港(遊部釣り企画)
2土曜夜釣り&日曜の朝の釣り@元町港(居残り組の有志の遊び)
3素敵ゲストハウスハレ海や島魚料理もろもろ(居残り組の有志の遊び)
長くなったので、上記3つの記事にわけてお届けします。
▼新築の香りのする大型船、新さるびあ丸!釣りする前から、すでに楽しい。
伊豆大島の行き方は主に3つ。調布からの飛行機。夜行船。高速ジェット船。今回は土曜日の午前に釣りをしようということで、現地集合というかたちにしましたが、ほとんどの人が22:00東京竹芝発および23:00横浜発の新さるびあ丸での出発となりました。
レインボーブリッジはじめ、東京の夜景、川崎の工場夜景、羽田の飛行機、、様々な景色を甲板から眺められます
きれいな船内
「大島では40cm級の魚が自分たちにもつれるかもしれない」なんて、夢のような船トークを楽しんでました。毎回思うのですが、ある意味、ここが一番たのしいかもしれない。笑
ということで朝6時、伊豆大島に到着!!
私達は、発着港である岡田港の先端近くに構えることにしました。すでに先端には3人ほどいらっしゃって、1人だけ先端方向、残りは、横向きに釣りをします。
遠投カゴ、フカセ、サビキ、ヘチ、ブッコミ、ルアー、エギと、様々な釣り方を用意し、選べるスタイル。
4人3チームを組成。今回は5時間で釣れた魚種数勝負で、楽しみます。
釣りを何度もしている人は半数くらい。
そのほとんどが1-3回目ということなので、チームに1人、結び方やらをレクチャーしつつスタート!
そのほとんどが1-3回目ということなので、チームに1人、結び方やらをレクチャーしつつスタート!
▼1投目で隣のルアーマンがショゴをGET!!ルアー×大島はエソパラダイス
つくやいなや、おなじ「新さるびあ丸」で訪れたであろうルアーマン(神)がカンパチ(ショゴ)をGET!!沖にナブラがたっていてテンションもあがります!僕たちが珍しそうに見つめていたら、恵んでくださいました!あーーー神様。ありがたや。
今回のメンバーでも有数の経験者の「マスター」は、ルアー釣りで挑戦。大島×ルアーは、エソ祭り。数投に一回くらいは、エソがあたりをみせてくれています。ガンガンガンガン、エソを釣りあげていました。途中、超巨大な引き込みを得ましたが、潜られてしまったとのこと。30分くらい寝かせて対処しましたが、上げることができず、残念(泣)
▼サビキは超苦戦!ムロアジやタカベは、いずこ・・
魚がいてくれさえすれば、たくさんの魚に出会える、がしかしサビキ釣りは超苦戦しました。水中にはたくさんの魚はいる。しかしほとんどが、オヤビッチャとイスズミ。魚の群れは見えるものの、なんにも釣れずな状況・・・(泣)
▼遠投カゴ釣りは、島の現地の人たちもお手上げ状態?
伊豆大島で、美味しい魚の釣果が最も見込めるであろう、遠投カゴ釣りも、今回は、いまいちな様子でした。先端の角にいらっしゃる現地の方々も、仕掛けはもちながらも竿を投げずに、談笑している様子。「ササヨ(イスズミ)しかいないよ」と。
沖にはメジナのナブラがたっていて、ルアーを投げると、バシャシャシャシャーっと、水面がざわつきます。島の人いわく、あれも釣れないそうです。
そんな中、ポツリポツリですが、イスズミを数匹、メジナを1匹、ショゴを一匹追加することができました。
▼フカセ釣りも、なかなかに苦戦
目の前にオキアミやアミエビを投げてみて、大量のイスズミがあらわれるものの、針があるエサは、小さくかじりとられるだけ。かんたんには釣れない状況が続きました。
そこで、虫ヘッドにオキアミをつけて、ゆっくりカーブフォールさせると、イスズミがたまに顔をだしてくれました!
▼いろんな魚種と遊べる、足元のヘチ釣り
ほとんどの釣果は、ヘチ釣りでした。島には売っていない餌、イソメをつけて、カワハギ釣り仕掛けを足元に垂らすと、まず高確率で釣れるのが、この方、キタマクラ先輩。
表皮毒をだします。さわった手で、目をこすったりしないよう注意。
ヘチで、イソメかオキアミかを選びながら釣りを続けると、ハコフグやウミスズメ、カゴカキダイなど非常にたくさんの魚が遊んでくれます。(そのほとんどはリリースですが・・)
▼中でも嬉しいゲストがたまにまじります!
アカハタ!成魚になるまでに6年かかるといわれるため、20cmいかないような子はリリース。
オジサン!足元でググンと大きな引きをみせてくれました。
タカノハダイ!磯臭いという人もいれば美味という人もいる。いい笑顔。
イシガキダイ!これはいわずとしれた高級魚!
大型になると稀にシガテラ疑惑もあるといいますが、25cm級であれば、おそらく大丈夫でしょう。
▼微妙に釣り方を変えるだけで、釣果に差がでる?
ヘチ釣りでは、何気なく真下に落とすだけでなくて、岸際30cmくらいを丁寧に落としたり、着底の感覚をしっかりととれたり、誘いのあとの、くわせの間をもたせられるかどうかで、明暗が別れましたね。
今回目玉の魚は釣れずとも「ゼロテンションの 感覚、わかりかけた気がします」という人もいて、それはそれで次回以降に活きる大切なものをつかんでいる!
魚が釣れるかどうかも大事ですが、遊び、学び、つながる、そんな発見が少しでもあればこれ幸いでございます。
▼優勝は12魚種をつった、マスターチーム!
中でも遊部のカート部の部長をつとめるryoは、1人で10種類近くを釣り上げていました。すごい!
フィッシュナイフや、ヘッドライト、ウロコ取りなど、釣りで活躍する小物を、かんたんな景品にして今回の5時間に及ぶ釣りは幕を閉じました。これにて、遊部の公式企画、岡田港の釣りは終了です。
ここで現地解散して、あとは思い思いの楽しみ方を!
▼BBQにむけて、食材もいいかんじ!
多くの魚はリリースとなりましたが、ショゴ2匹、タカノハダイ1匹、イシガキダイ3匹、オジサン、メジナに、ヨスジフエダイをお持ち帰り。BBQで楽しみます。
みんな思い描いていた離島ほどは釣れなかったかもしれない。
基本的には渋めな海だったけど、これだけのサイズの魚がしっかりとお持ち帰りできるのは、離島ならではですね。
何より島の空気がたくさんのことを癒してくれる。すでにまたいきたい。
次の記事では夜&朝の元町港編をお届けします!BBQの様子はオフショット編で。お楽しみに!
【今回のデータ】
日時:2020.10.03(土)@伊豆大島岡田港先端付近 6:30-11:30
※日の出と満潮が5:30頃、11:30に干潮
釣れた魚:ショゴ、メジナ、イスズミ、イシガキダイ、オジサン、アカハタ、カサゴ、ハコフグ、ウミスズメ、エソ、トラギス、イヨスジフエダイ、ベラ、カゴガキダイ、キタマクラ、スズメダイ、タカノハダイ、ネンブツダイ・・18種類?
遊部では「釣りは初めてですが・・」という方も歓迎です。
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【vol1 岡田港編】10月の伊豆大島では何が釣れる?初心者混じりの13人で東京の離島を釣り遊んでみた(遊部の釣部vol19)20201003”に対して3件のコメント
【vol3 OFFショット編】伊豆大島で釣った魚をゲストハウスで調理して食べる。もう一つの東京での、豊かな体験。(遊部の釣部vol19) 20201003-1004 | 釣りバカたくみんの「つりいろ」ブログ
(2020年10月11日 - 11:34 AM)[…] 続きを読む […]
川口
(2020年10月21日 - 7:22 AM)こんにちは
blog拝見しました
楽しそうで羨ましい限りです。
私は10月25日〜26日
単独でカゴ釣りメイン
でやりますが、保険で
餌(イソメ、ジャリメ)
必須ですかね⁇
やはり足元の釣りに
なるのか心配です(T . T)
もしアドバイス頂けたら
幸いです。
たくみん
(2021年1月22日 - 12:01 PM)お返事がおくれてしまい、大変申し訳ありませんでした!!!コメントありがとうございます。
釣行予定日に間に合わずに本当に申し訳ないのですが・・・
おっしゃるとおり、初心者も多かったので、保険でイソメやアサリを持っていっております。
カゴ釣り中心でやるのですが、イソメを垂らした堤防足元の釣りに切り替えると、ゲスト的な魚たちだらけですが、アタリもおおく癒やされますよ。
イシガキダイについては、イソメに対しても、オキアミに対しても食べてきたので、どちらでも対応できると思います!
オキアミのほうが、餌取り耐性弱いので、アタリあるもののかけられず悶えるかんじになると思います。
翌日の元町港の記事にもありますが、カゴ釣りや、フカセの外道でつれたハタンポや、小メジナ、サバなんかを身餌にしても楽しめたりします。
重ね重ね、お返事が大きくおくれたこと、お詫びいたします(泣)