父、お食い初めの鯛を釣りに行く@みうら海王(1.寒波、そしてあわやボウズ。降りかかる試練編)

こんにちは、たくみそ(@tsuritakumin)です。

息子の涼太郎が生まれてはや3ヶ月になろうとしています。

日本では子供が生まれて百日前後に「一生、食事に困らないように」という願いを込めて、お食い初めという儀式を行います。

今回はそのお食い初めの鯛を釣りに行ったお話をお届けします。

3部作で、本記事は「行き先検討するも寒波で怪しい」「みうら海王に決定」「しかしなかなか釣れない・・」というお話。
2記事目は「後半怒涛の追い上げ」
3記事目は「お食い初めもろもろ」を紹介します。

きっかけは、俺釣(oretsuri.com)の平田さんの記事で、お食い初めについて詳しく面白く解説されていたこと。

これは!お食い初めのタイを自ら釣りに行かずして、父親を名乗っていいものかと。
インスパイアうけ一瞬で実行が決まりました。ということで

1.父に降りかかる試練 編(本記事)
2.ラスト40分の逆転 編

3.実践 お食い初め 編

 

この3部作でお食い初めシリーズをお届けいたします。

2019年は、散々の釣果。それでも父は釣りに行く

今年は厳しい戦いが続いてます。
1回戦、外房のヒラメ。友人が4から7枚あげている中、私はなんとか1枚。(合同食事だったので食卓は豪華)

二回戦カワハギ。そもそも渋い海だったものの、それでもみんな5枚くらい釣っている中、はじめてのボウズ。(貴殿としてタコ先輩と出会えたため、みなさんのおすそ分けもあり豪華に)

釣果が悪い時は、友人からの恵みにあやかり、なんだかんだ大抵は素敵な食生活にありつけております。

▼お食い初めとは、食に困らないための願いを込めた儀式・・とはいうが

息子が社会に出る頃には2040年頃なわけで、VUCAな時代だとか、シンギュラリティがどうだとか、AIが人間の仕事をなんちゃらとか、そんなことが眼下に広がっている社会です。そんな時代のど真ん中を社会人として生きることになる。そんな時代に、食に困らないとはどういうことなのでしょうか。果たしてお食い初めは何を教えてくれるのでしょうか。はたしてボウズになっても恵んでくれる友を持てということ?・・こういうの、ほんとどうでもいいですね笑

2019年の2回の釣りを通して、既に怪しいフラグ立っていますが、それでも父は、息子の食の安泰を願って釣りに行くのです。お食い初めのマダイを。一生、食にこまらないために。

▼毎日のようにネットサーフィンするも、タイの釣果は芳しくない。出撃先を悩む日々

釣れるかどうかの8割くらいは事前準備にかかっています。

どれだけ腕のいい人でも、全く釣れない1日に出会ったら、魚の気配を感じることなく、帰宅することになります。だから今回の成功確率を少しでも高めようと、さまざまな場所を検索する。

しかし釣果は連日0〜2枚、1〜4枚、0〜1枚などなど。つまり全員釣れたなんて日はあまりない

確実性が求められる今回の釣りではありますが、どうやら博打の戦いになりそうです。7時間に1度か2度あるチャンスをものにできるか。めげずに、その時が来るまで集中し続けられるか。絶対に負けられない戦いが、そこにある。

▼稀に見る寒波の到来。タイを釣れる船が、ことごとく出船中止

北海道では-20度になって泊原発も止まっちゃうというニュースも。予定していた船もことごとく「荒天候のため、出船中止します」のオンパレード。

無念。結局スーパーで買う?むしろ移転したてほやほやの豊洲市場で買う?
友人からは、風裏の沼津ならいけるみたいだよという連絡もw

息子のタイを釣りに行くのに、釣り人たるもの買うという選択をしたくない。

悩みに悩んだ結果、城ケ島の沖にあるみうら海王へいくことにしました。

▼関東唯一の海上釣り堀「みうら海王」とは?

城ケ島の沖に浮かぶ海上釣り堀です。
沖に浮かぶイカダまで船で渡してもらい、マダイを中心とする高級魚を楽しむことができます。海上釣り堀といえど、なかなかに難しい。誰でも彼でもバンバン釣れるというわけではありません。タナ(深さ)や、エサの付け方などをしっかりと抑えることで、初めて釣ることができます。
マダイを中心に、イシダイ、シマアジ、ワラサのほか、クエやマハタ、ソイなども放流され、いわゆる高級魚たちがズラリと並びます。前回は初心者を釣れて5人でいったら、みんなタイを釣ることができ、ほんのりイシダイも混じりました。
そして安心のお土産システムがあります。
釣れなかった時にはタイを2匹もらえちゃいます。
さらに釣行決行の2月9日はクエの放流日!夢のようなチャンスの可能性も!

▼エサは?釣るためのコツは?

餌はおすすめ3点セット。きびなご、鳥ささみ、生ミック。現地で調達できます。興味があるなら道具はオールレンタルでOK、クーラーボックスとタオルとハサミだけ持ってGO!!
そしてマダイのオススメは深さ5ヒロ(7.5メートルほど)足元は網が浅くなっていてかかりやすいから、中央あたり目指してねー。

▼いざ、釣りスタート!!10時の放流タイム!青物狙おう!

さあ、釣りをスタートしようと思うと思ったところでアナウンス。実は、何時からでもいけると勘違いして、9時にいってしまったのです。本来は出来ないとのことですが、ご好意で渡してもらいました・・(泣)「10時は、ワラサの放流タイムでーす」声がなり響く
「ワラサ仕掛けにしておいてくださいー!必要な人は泳がせアジ買ってねー」と。
お食い初めは鯛なのですが、出世魚のワラサも縁起がいい。タイは、まあ釣れるだろうと高をくくって、泳がせ用のアジを確保。
よゆうぶっこいて、泳がせから開始!

▼これがまた本当に釣れない。まわりは鯛をあげてますが

アタリのようなものがあるものの、全然釣れない・・。
アジが勢いよく泳いでいるのか、魚に食い込まれたのか・・。
11時のソイ放流タイムになっても釣れない・・ので、マダイに作戦変更!

▼時既に遅し。マダイ釣りの女神は僕に微笑まない。

11時20分、ようやくタイ釣りに切り替えましたが、流れが一変。
さっきまで爆釣していた5人組も、アタリがとまっています。
みなさんが、釣っていた「鶏ささみ」でも釣れない。
「キビナゴ」でも釣れない。
「ミック」でも釣れない。
1投げするたびに、エサを変える、よくないパターンです。。
そのまま無情にも40分経過。

完全にやばい。お土産のタイを貰う展開・・

2時間、一匹も釣れることがないまま、12時に。
スタッフさんがやってきて、お土産用のタイを2匹もらうことになりました。
あわや、ボウズフラグ。
絶対に負けられない戦いなのに、海上釣堀にきたのに、このままでは・・・

次の記事ではラスト40分のおいあげ編をお届けします。仕掛けとポイントのコツをしったら、一気においあげ!

投稿者: たくみん

関東在住の釣りバカサラリーマンです。本やwebサイト読んでいると絶対釣れる!って確信したはいいけど、現地にいったら何も釣れなかったこと多数。その橋渡しができるようなブログかきたい。また、釣りを通じて楽しい思い出が沢山できたので、そういう思い出作れるような釣り遊びをどんどん企画したい。ちょっと興味もちはじめた人向けに、こうやったら釣れたよーみたいな事を伝えられたらいいな。海も川もいくけど、食べられる魚の釣りが8割。本職はIT系企業の人事。

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