20160813
100魚種挑戦チャレンジも間も無く30魚種
たまにはオカッパリ(船ではなく陸から釣りに行くこと)にいこう
ということで、江ノ島に釣りにいきました!
オカッパリで、必ず釣れる場所を探すの難しいんですよね。
もっとオープンな世の中になってほしい。
おかっぱりポイント、食べログくらい、探しやすくなったらいいのに。
いまのところ、個人ブログで探すくらいしかないですよね。
なんて思ってます。
さ、さておき、今回もレポートいたします。
今回は小物を中心ではありますが最後に本命も追加し、文字通りタイ五目達成!
ここならではのコツもあるので、その秘訣も含めてお伝えします。
▼観光マリンスポーツだけでなく、釣りとしても有名なスポット 江ノ島
井上つりえさ店のHP をみると、どんな魚が釣れているのかなんとなくわかります。
道一本入った和田つりえさ店も、感じのいいお姉さまが気持ちよく対応してくれます。
こういった釣具屋にいくと、釣りマップや、近況も教えてくれます。
江ノ島には、堤防、桟橋、裏磯、表磯とあり、東京神奈川一帯から釣り客が押し寄せます。
今回は磯にはいかなかったので、それ以外のポイントでの釣りを紹介します!
▼まずはメジャーポイント 白灯台のある湘南港大堤防から
江ノ島の道路をまっすぐ、ヨットハーバーを越え、突き当たりまでいって、左折する。すると、白灯台の堤防が見えてきます。湘南港大堤防。ここが人気スポットで、朝7時台にも関わらず、この混雑具合。
みなさんサビキ釣りなどを楽しんでいます。
が、あまりアジイワシが回遊しないと反応も少ないようで、たまーに『釣れたー』『おーーハゼー』と子供が叫んでいる程度。
ちょい投げ組も、たまーにメゴチが釣れている程度、という感じでした。
実は僕も5年前ほど、なかなか釣れない悔しい思いをした場所なのですが、地元のおじさまに、このポイントに群がるメジナの釣りかたを教わりました。
今回もフィーバーしましたので、その裏側を。
まず位置どり。上記カメラをとっている位置。堤防はいってすぐ左側の、L字がたの短い方。なるべく奥の柵側がいいみたいですね。
堤防が少しえぐれていて、波があたると潮が渦巻いています。この渦巻きの真下から少し先あたりにメジナの巣があります。つまり釣るのは足元。
ただ、このハニースポットは、地元のおじさまがたがいることが多いです。
ここで釣れるのは、メジナ、アイゴ、ヒイラギ、シマダイ(イシダイの子供)など。
今回も地元のおじさまの五年前の教えを実践すると
面白いように、メジナ(口太)が釣れました!
周りはそんなに釣れていないので、見に来てくれたり、不思議そうにいけすを覗いたり、とても快感!笑
仲間もとても苦戦していたのですが、みな同じ仕掛けでやってもらい、ボウズは全員間逃れました。
釣りかたはウキふかせつり。
ここでつるための、ポイントを3つ紹介します。
【1】タナ(深さ)は、水面から1メートル~2メートル
メジナは、底ちかくより、浮いていることが多いです。
下記【3】でつくるコマセ(撒き餌)をまくと、大量のメジナが乱舞してきます。中央のコマセにむらがる青黒い影、みえますでしょうか。ちょっと見えにくいですが。
水面で、乱舞、乱舞。この時点でテンションあがります!!!!!
底近くではなく、水面近く。
これ覚えておいてください。
木葉サイズを超えてすこし大き手のひらサイズをねらうなら、1.5から2m くらいです。少しずらして群れをよけてから、仕掛けを投入し、もう一回本命の撒き餌をいれるなど、うまく猛攻をかわしながら、仕掛けを落としてやってください。
【2】限りなく小さな、感度のよい仕掛けを
ウキですが、江ノ島の釣具屋にもないような、本当に小さなウキを使用してください。
浮力がつよく、違和感があると、なかなか食い込んでくれません。フカセつりの玉ウキでもダメ。
ガンだまひとつや二ついれると沈んでしまうような、コブナやタナゴをつるような小さな棒ウキを200円くらいで買って使ってみてください。驚くほど、くい込みが一気によくなります。
また、仕掛けも大きなものではなく、ハリス1号、ハリ7号くらいの小さなものを推奨します。グレ針の一番小さいのをくださいというといいと思います。
【3】エサは、グレパワーv9&オキアミブロック
グレパワーV9などの、メジナ用配合撒き餌に、レンガ状に凍っているオキアミを混ぜます。
2~3時間の釣りなら、オキアミは1kgなど、小さい方のブロックでいいと思います。
上記の画像のような、ロープつきバケツと、コマセを投げるためのヒシャクと、オキアミレンガをザックザクくだくものが必要になるので、あらかじめご注意ください!
配合コマセについては、僕自身も「これが最強の組み合わせだ!」なんて領域には達していないので、どの配合エサがよいかは、お店できくとよいと思います。
お好み焼きをつくるみたいに、ざっくざっくまぜてください。
そして一番大事なのがつけエサ。
このとおり、めちゃめちゃ小さくつけます。これが最大のポイント。
オキアミの頭をちぎって、シッポもちぎります。そして、皮をするするむきます。すると、足もひととおりなくなります。
ここで残った、タイ米くらいの大きさの剥き身を、小さな針にとおして完成。
上記の絵は、完全に皮がむけていないですが。
この状態にして、コマセを投げた場所に同化させて、感度のよいしかけで挑む。
すると面白いように、ウキがツーン、と消しこまれます。
エサが大きくオキアミまる一匹だと、アタリもないまんま、エサの端からついばまれていつの間にかエサがなくなっている始末。
浮力のおおきすぎるウキだと、途中で違和感を感じ、吐き出されてしまいます。
このエサと、小さな仕掛けがマッチして初めて、魚がエサをまるのみにする。
その結果、軽快なアタリが生まれるわけです。
ぜひ、やってみてください!
※コマセを撒いてもメジナの乱舞が見えない日もあるそうです。その日は、潮のながれが変わるまでまつか、あきらめましょう。
20匹近く、メジナ釣りを楽しんだら、次は移動!
▼江ノ島の温泉脇
あんまり釣りスポットでないかもしれませんが、昼休みにしらす丼をたべて、午後の釣りに!江ノ島の入り口にある、スパの脇の階段に移動しました。
ここは結論、そんなに釣れなかったです。
小さなシマダイ(イシダイの子供)が一匹。30種。
がしかし、30cmちかい、クロダイのような魚影は確認できました。
足元に岩場があるので、その影を10分ねらったら、移動してよいと思います。
もうひとつ奥に少し飛び出した堤防があり、そちらの方がよさそうでした。
▼江ノ島のオリンピック記念公園 桟橋へ
大橋を渡ってすぐひだりに、オリンピック記念公園の桟橋が延びています。
こんな感じに、少し出っ張っているところがあるので、足下にイソメをたらしてみましょう。
写真の魚は、タカノハダイ!
通算31種達成です!
続いてイシガキダイ(の子供)
ちょーかわいいサイズ笑
32種目
ちなみに、このポイントは夕方に沖に投げると、アナゴや舌平目が釣れたりもします!
ひれに毒をもつ、アイゴやゴンズイが釣れることもあるので注意してくださいね。
何か分からない魚が釣れたら、ひとまず周りの人にこれなんですか?毒ないですか?と、きいてから触るようにしてください。
▼夕マズメは、片瀬漁港へ!
ちょい投げで、キスやイシモチ、舌平目なんかを狙いに、江ノ島大橋をわたり、片瀬漁港へ!
ここには白灯台と赤灯台のふたつの防波堤があります。個人的には白灯台の先端からおれまがっているところあたりが、好きです。
なんかいい感じにカップルや女子会が開かれていい雰囲気がでていますが、気にせず、釣り竿片手にザクザク歩いていきます。
この石畳がなくなるところに釣り座を構えました。
ちょい投げでキスやイシモチを狙うも、なかなか反応なく、足元のヘチ釣りに変更。
イソメもオキアミも、すぐエサがなくなります。
きっとイシガキダイ、シマダイ、タカノハダイのいたずらですね。
10~20cmのこれらを、となりのファミリーも楽しそうに釣っています。
クロダイつれないかな、なんて思いながら、先ほどのメジナ釣りの仕掛けで、少し深め(3m~4m)に設定して二本針でフカセウキづりをしていると、、ウキがツーンと消しこみ、横にはしるではありませんか。
ドラグが、ジリジリなる、糸がでていく!
トルクのあるつっこみ!1号の細いハリスの緊張のやり取り、、
の結果、クロダイ(関西ではチヌ)があがってきました。笑
33種目
これはうれしい!!
その後は、投げ釣りで狙っていたキスやイシモチのあたりもなく、イシガキダイやイシダイの子供と戯れて納竿。
一日楽しかった!メジナ、シマダイ、イシガキダイ、タカノハダイ、クロダイ。
文字通り、タイ類の五目釣り達成!
クロダイは、先日の葉山ボートのカワハギ、メジナと一緒に美味しくいただきました!
刺身&しゃぶしゃぶ。
うまかった。みんな違って、みんないい。
▼釣り情報、もっとオープンになったらいいのに
こういう、地元の人が知る「釣り場×釣り方」をオープンにするのって、とても意味あることだと思うんですよね。業界を考えれば。
せっかく「釣りに行こう」ってなっても、適した釣り方を知らずに、何も釣れずに一日終わると、ただつらい、暑い、釣れない思い出だけが残る。
そもそも一日数人しかはいれなかったりする場所があったり、荒らされたくないという理由もあるので、「秘密のポイントで秘密の釣りかたを」なんてことも多いですが、とっておきを除いては、ある程度オープンであってほしいなと。
兎にも角にも、7月からの100種目達成チャレンジも、1ヶ月半で32種と、まあまあのペースです。
後半行き詰まりそうなので、ペースあげて夏を乗り切れればと。
それでは、みなさま、よき釣りライフを。