わたくしが、いま勤めている会社には、一緒に働く人達同士のつながりを重視する文化・社風があるんです。関係性づくりに役立ててね、ということで、1人30000円強の予算で、各チーム年1回社員旅行企画してOKですよ、というスタイルをとっています。
しかしながらあいにくのwithコロナな世の中になってしまったので、リアルな旅行には気軽にはいけなくなってしまっております。
そこで、「年度末だし、今年はそれぞれがグルメを手配し、zoomで楽しみましょうか」という話になりました。
すると釣りバカ魂と創作欲が炸裂します。
「予算30000円の料理・・」
釣った魚を中心に、極上の海鮮丼および寿司を作りたい・・・!
そんな思いがよぎってからはもう抑えきれるわけもなく、2021年3月末、真鶴の福浦港にあるよしひさ丸さんにお世話になり、中深海の釣りに繰り出しました。
ハードル高めの中深海の釣りでもフルレンタル可能!福浦港・よしひさ丸

「割と確実にお土産も確保したい。美味しい魚が複数種類釣れる釣りにいきたい」そんなワガママは、裏切られることも多い釣り人の世界。しかしその中でも、その可能性がたかいものとして「中深海の釣り」が頭に浮かびました。
伊三郎丸さんより出航し、居酒屋で料理してもらったクロムツ・メダイがめちゃめちゃ美味しかった。

キンメダイなんかは海鮮丼の鉄板。確率は低いけど、あわよくば「のどぐろ」ことアカムツなんか釣れちゃったら大金星!これらの2つは難しくとも、美味しい魚が何かは釣れるだろう、ということもあり、何が釣れるかわからないこの中深海の釣りに出発!
キンメダイ釣りのいろは
といっても、ある程度敷居もある釣り。なので、初心者歓迎!というスタイルをとっている船も多くはありません。そんな中で、フルレンタルOK、かつ当日もあいている場所として真鶴は福浦港の「よしひさ丸」さんにお世話になることがきまりました。4時には福浦港の駐車場に車をとめて、船に集合。

キンメダイは、水深100m〜800mの海の、底近く少し浮いたところに生息しているとのこと。そのうち100m〜300mくらいの釣りを中深海の釣りとか呼んだりしています。
3月の真鶴沖のキンメダイ釣りでは、朝イチ、日の出の瞬間が大チャンス!捕食のために100mくらいの浅場に出没することもあり、まずはそれを狙うとのこと。その後、200〜400m帯にうつりポイントを探ります。
仕掛けと釣り方。投入タイミングに要注意!

10から20本針くらいの胴突き仕掛けで狙い、イカやゲソを専用の赤い液に漬け込んだような、専用の支給エサを使います。からまないように、船べりについている磁石に一つずつセット。
船長の合図で「1番さん投げて!2番さん投げて」にあわせて、ドンピシャのタイミングで投入する必要があります。全員が一気に投入するのですが、ここを間違えると数百メートル落とす最中にからまってしまいます。
このタイミングに間に合わないと、20分くらい休憩になったりもするので、そのタイミングにいかに釣りができる状態でスタンバイできているか。絡めずに深海までスムーズに投入できるかが、まずは第一の難関となります。笑
全部を船べりにつけて、重りを5mくらい先に放り投げる。針が一つずつ、ピュンピュンと飛んでいくのがうまくハマったときは、とても気持ちいいです。
勝負といわれる朝イチの一瞬!まずは浅場からスタート

空が明るみだし出航。完全に夜明けになるまで、どんなドラマが待っているのでしょうか。胸が高鳴ります。
キンメダイ釣りは、朝イチの5投くらいが勝負で、一日の釣果の8割がここの5投げで決まると、釣りの大先輩から聞いてまいりました。気合のはいる一瞬です。
「反応は底から5〜15mに出ているよ、探りながらやって」との船長の一言。
3分くらい落とし込んで着底すると、30秒くらいでいきなり竿先がブルブル!!
強く絞り込まれてます。うおおおおおおお、これが朝イチのフィーバータイムか!強烈な引きをごらんください。いつ見てもテンションあがる。
とテンションあがるのもつかの間。「これはサバついてるねー」とのこと。大きなアタリは、サバらしいです。

ということで、巻き上げてきたところ、サバ、サバが見えてくるのですが、上げてみると、何やらサバとは違う魚影が・・!さらにアジ、クロムツをGET!!!クロムツ嬉しい!!強いアタリと引きにあわてて巻き上げましたが、忍耐忍耐が大事だったのですね。10本も針があれば、もっと魚種を狙えたかもしれない。
2投目はスカ。3投目で嬉しい嬉しい本命!

2投目130mのライン。ほのかに竿先がおかしいなと思い、アタリにワクワクソワソワしつつ、追い食いを期待して待ってから、ゆっくり巻き上げてきました。しかしながら、途中で反応が消えてしまい、釣果ゼロ。フィーバータイムに悔しい!!
がしかし、3投目150mラインで、上記3色をGET!!小さいけど、本命キンメダイも!これで4食丼の完成です。
とりいそぎ、ホッとしたところで、船は大移動スタート。
大移動をしてからは厳しい時間が続く

ということで、3投してからは、大きく移動します。350mラインを中心に複数箇所まわってみるのですが、一度反応はあったものの、バラし・・。その後なかなかアタリにも恵まれず、反応のない時間が過ぎていきます。
しかしそんな中、5投目、6投目と、ミヨシの方は、30cmを超える良型を連続して上げています。すごい!!釣る人は釣るのですねー。

移動する景色がとても綺麗で、癒やされます。素敵なロケーション
大移動の後、一匹追加!

明るくなってから波に揺られ、のんびり、まったりした時間が続きます。時折移動を重ねますが、以後、みどころなく終了・・・とおもった間際、ラスト2投目でうれしい一匹を追加できました!
ということで本日の釣果でございます。食材、4種類、確保できました!

釣りの後は、福浦漁港のみなと食堂で、海鮮料理を堪能。

そして、いよいよお待ちかねの海鮮丼づくり!

まずはそれぞれを刺し身にさせていただきました!キンメダイは、通常の刺し身と、炙り、湯引き霜降りの3種類。

そしてまだ予算は1万円以上あったので、楽天市場でいくらを仕入れる!

うにと、大トロも仕入れる!!!(もはや釣った魚が負けている説あるww)
ということで、豪華な食材の割に、素人の盛り方で恐縮ですが、中深海釣り&オンラインで仕入れてきた「1年間おつかれさま海鮮丼」が完成しました

丼だけだと寂しいので、キンメダイの出汁をとった味噌汁も。

載せきれなかったお刺身の一部は、刺盛りにて。クロムツもあぶらせていただきました。脂がしみでて、じゅるるるるる。

無事にオンラインディナー、楽しめましたとさ。

3万円で食事をつくるって逆に難しくて、みなさん特別素敵な国産牛でステーキをどんと焼いてみたり、素敵フルーツ盛り合わせをおやつにしてみたり、普段変えないようないいお酒をあわせてみたり。それぞれの個性がでてました。
(食材を釣りに行ったのは僕だけでした)
みんなの食事披露タイムがおわってある程度談笑したら、オンラインゲームamongusで白熱。今年は世相含め、いろいろと大変なことがあった1年でしたし、年度末の慰労についても皆で集まるということはできませんでしたが、それぞれの個性を楽しみながら、オンラインで白熱したディナーとあいなりました。
翌日も、ごちそうさまでございます
翌日のランチは、寿司。

キンメダイ、炙りシメサバ、クロムツ、大トロ・・。雰囲気ある在宅ランチです。

夜はサバの味噌煮に、クロムツ、サバの塩焼き。温かい感じの食卓。ごちそうさまでした。
ということで、真鶴の中深海から魚を釣り上げて、海鮮丼を作り上げよう企画でした。個人の普段の釣りだとここまで奮発しないので、アクティブなかんじの、年度のねぎらいとなりました。
来年もできるかな・・釣りに夢中になるのもほどほどに、仕事、がんばろうでございます。
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