みなさまこんにちは。
つりを通じて、IT業界の親睦を深めるITつり部。第三回大会を行いましたので、レポートいたします!
今回は17名の参加でした!各社の精鋭自称CFO(Chief Fishing Officer)が集い、しのぎを削りあいます。(実際は初心者半数程度、経験者も初心者も楽しみながらやっています)
今回の船宿は「つり幸」さん。
川崎駅から送迎があるので電車組が多い時にはとても便利です。
駅のヨドバシカメラ前に送迎バスが到着しますので、その近くの赤いモニュメントに集合します。送迎車から10分ほど車を走らせると、船宿に到着!
乗船名簿は事前に作っておき、料金の支払いのみで OK!今回は仕立てなので、いつもより1時間ほど遅らせて8:00出船!
船を20分走らせてポイントに着くと、釣り方の講座を受けます。
今回の餌は、コノシロの切り身!黒い部分からさして、縫うようにして、まっすぐつけるのを意識しましょう。ちょっとかじられて真っ直ぐでなくなると、釣れなくなるので変えましょうね。釣り方は、こうやって指定の深さに落として、チョンと跳ね上げて、半分巻き取る。チョンと跳ね上げて、半分巻き取る。・・・・
なんて説明を受けているうちに、隣からヒットの声が笑
ルアーで挑戦しているビズリーチの福嶋さん(通称ヒャダねえ)が第1投でヒットしました。
いきなりの出だしに、みんな歓喜の様子です。
猛者も集まっていますが、ある程度周りの人のフォローしつつ、自分もトップを狙います。
今回の作戦はこちら。
今回の作戦:仕掛け編
まずは仕掛けに一工夫。以前、忠彦丸で教えてもらったのと同じです。
1.ハリスを切って、ゴムチューブを外す
2.2mのハリスを1.5mに切る
3.外掛結びにする
タチウオの剃刀のような歯からラインブレイク(糸が切れる)のを守るために、ゴムチューブがあるのですが、このチューブがあると、食いが鈍いときは、どうもなかなか食べてくれません。
なので、切られるリスクを覚悟で、食いの確率をアップさせるためにゴムを外すのです。
外掛結びにするのは、その上で糸が切れるリスクを低減するため。針上部の輪っかの上に結ぶと、くくり目がどうしても針の上にできてしまいます。少しでも歯に触れるとスパッといきます。針の上の面積を少なくして対策するという魂胆です。
タチウオ釣りの詳細は1年前の記事をぜひ。
今回の作戦:3つの誘い編
タチウオといえば、ちょんっと竿先を動かし、リール1周or半周or1/4周or1/8周を巻き上げるのが鉄板の釣り方です。
彼らは立ち泳ぎしながら、上へ上へとにげまどう餌を、追いかけながら食べる。定石でいくと、活性や状況によって、どれくらいのペースで巻き上げるのかがポイントとなりますが、これはあくまで3つあるパターンの内1つと捉えています。
まずはこの基本形を作戦1として、これから始めます。作戦1の中でもどれくらいの振り幅やペースがいいのかは、周りの釣れている人を見て、そこに調整する。笑
2つ目の作戦は、指定された深さに固定して、ずっと同じ場所でちょんちょんを続けるもの。活性があまり高くない時は、これで勝負。高さ固定パターン。意外だったのですが、これが有効な時があります。
3つ目の作戦は、なーんにも、しない。笑 どれを試してもダメだと、あきらめた時に急に釣れたりするからびっくり。笑
これらを使い分けながらやってみようと思います。
いざ実釣!
ミヨシには、熟練者のルアー組が陣取っています。だいたいそういう人たちは、マイライフジャケットで、偏光グラスをするので、一目瞭然。笑 彼らの多くはルアーでのチャレンジでした。
推進18mの浅い場所で、序盤から立て続けにヒット!
鏡かと思うほどの綺麗な銀色の太刀がいきなり上がり、船上は騒然。
ルアー組は、順調に2-5匹くらいまでいきなり伸ばします。
餌組は、ゆるゆるとした出だしながらも、時々歓声が上がります。
定石どおり、作戦1を実行し、自身も1時間で2匹GET。
2流しほどして、次の場所へ移動します。
9:30頃からピタリと止まり、沈黙の時へ。
35-40ラインへ移動したのですが、この辺りからルアー組、エサ組ともに、ピタリと止まりました。初心者組は、半ば諦めのムードも漂い始めます。笑
ここですかさず、作戦2にゆるやかに以降。
「40-30m」と船長の指示。40mからスタート。
深さを変えずに10回ちょんちょんをして、40cmアップ。
深さを変えずに10回ちょんちょんをして、40cmアップ。
36mで
コッ
と、かすかな違和感。
よし、このふかさにしよう。
そこでステイして、100回ちょんちょんを辛抱強く繰り返す。
チョン
チョン
チョン
すると70回目くらいで、グイグイっと竿先が入る!クーーーッ^^
全体の流れが止まった時間に、作戦を変えて釣れるのは本当に気持ちいですね。周りの方にも36m固定でちょんちょんを伝えると、同じくちょいちょい釣れ始めます。
この作戦で、じわじわとではあるが、数匹重ねて5匹。
ミヨシのルアー組はすでに7匹とのこと。ムムム。
13時に完全なる沈黙。
昼頃に少し時合いが来るものの、作戦2もピタっと止まります。
ここで作戦3。ジーーーッと、なーんにもしない。
前日も寝れていなかったので、そのままウトウトしながら5分くらい待つと・・
・・・
・・・
・・・
こちらは何も起こりませんでした。www
ここで船中を偵察。
ルアー組はちょいちょいあげています。
どうやらちょいちょいアクションするのではなく、完全なタダ巻きに軍配がある模様。ヒットカラーはアカキンとのことでした。
仲乗りさんは、ちょん、ちょん、ちょーーん&半周くるり。みたいなテンポで、ポツポツ釣っています。これも一つ次回以降の引き出しにさせていただきましょう。
向かいの船が、通常の誘いで釣り始めてきたので作戦1に戻し、なんとか2匹を重ねて7匹で終了!(誰がどんな釣りをして釣れているのかを把握する。釣れている人を完全に真似るのは非常に大事)
トップは10本、続いて9本。と、今回はルアー組に軍配が上がりました。
このコンディションでコンスタントに釣るのは流石の一言です。
最高すぎた、川崎の高田屋の持ち込み料理
川崎駅まで送迎いただき、駅前の高田屋へ!
ここは持ち込んだ魚を料理してくれる貴重な居酒屋です!詳しくはぐるなびで検索を。
クーラーを持ち込むと、釣果を持ってきてみんなでパシャり!
刺身、炙り刺身!
骨せんべい!
塩焼き!
最高です。釣り魚を持ち込んで調理してくれるのは、チェーン店の中でも川崎店限定とのこと。コース料理に、自分たちの釣った魚が加わるだけで、感想もひとしお。
釣りの後の料理も楽しみの一つではあるのですが、眠い目こすって早起きして、1日炎天下にさらされた後に、料理せずともキレイな美味しい料理が出てくるのは、まさに贅沢。コスパも最高でした。
そしてプロジェクターで表彰式!
CFOの頂上はGOOYAのトクさんに決定!
今回は太さ勝負の大会でしたが、太さも長さも数もトリプルの結果でした。実力あっての勝利、素晴らしい。。
にしても、やっぱり楽しいなあ、釣り。
あーだーこーだ言いながら、釣りを通じて、様々な談笑。
「20周年記念祭にタチウオ20匹釣って帰るねん」と、意気込んで参戦したサイボウズの皆様。
いやー、ワクワクとつながりにあふれた一日でした。
第四回は秋口にやります!ターゲットは未定ですが、初心者も経験者も楽しめる感じにしたいなあと。
興味あるIT業界の自称 CFO(Chief Fishing Officer)の皆さん,是非ご参戦を。