【4魚種目】ゲーム性抜群!IT 釣り部的なメンバーで、白銀ボディが美しい夏タチウオ釣りにいってきた@忠彦丸(金沢八景)

20160718 マハタ五目の無念を胸にかかえながら、タチウオ釣りにいってきました。

今回はIT 業界の釣り好きメンバーで出発!

みんな大の釣り好き。平日はIT ベンチャーで全力で働いて、週末は釣りに全力。自身が楽しむのはもちろん、地方創生や、釣りの魅力を広げることにも積極的な素敵メンバーです。全員が、Facebookでは 周囲から週末漁師的な人と誤認されています。

そこに、いつもお世話になってる日本料理人の小林さんも参戦して5人での挑戦!!

縁あって出会い、せっかくやし、なんかやろうよという話になったのですが、まずは顔合わせをということで釣りを楽しんできました。

※釣りの輪を広げたいIT 業界の人(もそうでない人も)募集中!

▼タチウオ釣り!3つの魅力

ざっくりですが、個人的に感じるタチウオ釣りの魅力を紹介します。

  • 大きな魚の数釣りが狙える!
  • ゲーム性抜群!あまがみに悶えます
  • コリコリ美味!刺身も塩焼きも天ぷらも

 

まずは数釣りができること!

今回はタチウオ初めての挑戦の人もいましたがそれぞれ、3~10匹くらい釣れました。

アジも入門に定番のターゲットですが、渋い日に当たると結局はぱったり。いきなりこんなサイズの美しい魚が釣れたらやっぱり嬉しいですよね。

そしてゲーム性

タチウオは針がかりさせるのが難しい!いろんなパターンの「誘い」をかけて、彼らの衝動を駆り立てる。そして、コツッガツッと食いついた反応を感じたとしても焦ることなかれ。まだ甘噛みなので、ここでアワせても、かかりません。こちらは平然を装って誘いをかけつづけるのが得策。

甘噛みしては離し、また追いかけて甘噛みしては離し。

これを繰り返すんですよね。甘噛みをはじめてから針がかりするまで数十メートル追いかけられることも。誘い続けて、

 

あれっ、そっぽむかれたかな?

またきた(あは)

また離れた、こない(むす)

なんてやりとりを我慢し続けたあげく、ノッた(針がかりした)瞬間の感覚は半端ないですね。もはや恋です。

そして、美味い。刺身に塩焼きに、天ぷら。料理人の腕も多分にあるのですが、いや、これはマジ美味い。。早朝からの興奮疲れと眠気と日本酒が相まって、最幸の休日の完成です。

あー写真だけでしばらく幸せ。

さて、前段はさておき、釣りの諸々紹介いきますか。

▼由来 タチウオ=太刀魚?立ち魚?

まずはこの出で立ち。鋭い日本刀のようなフォルムと輝き。カミソリのようにスパッと切り裂く牙。太刀を彷彿させる魚だから、タチウオ。

また水中では横にヒラヒラ泳ぐのではなく、立ち泳ぎをしていることからタチウオとする説もあるそうです。

こんな魚が数百匹の群れをなして頭上の獲物を狙って構えていると考えると、小魚たちは落ち着かなくてたまんないっすね。

▼生態と習性、狙い方

タチウオは夜行性の回遊魚。普段は100m以上深いところにいるそうですが、夏〜秋の朝夕に、こぞって深海から浅瀬へ接岸してきます。特に朝夜は、本当に岸際まで接岸して堤防から釣れたりもします。

そして常に上を見上げている。したがって、自分より上のものにのみ興味を持ちます。ゆえに船長から指示された深さを守るのが大切。

ということで、この大接岸を狙い、夏の早朝には多くの船がタチウオ目掛けて東京湾に集合。その姿はまさにワンピースの頂上決戦の白ひげ海賊団を彷彿させます。

そして水中ではきっと、タチウオの群れが立ち泳ぎをしながら、縦に数メートル跳び跳ねるように獰猛に魚を追いかけているのでしょう。水中動画みたことあるのですが、あの獰猛なアタックが、大量に真下で繰り広げられていることを想像すると興奮しますね(笑)

えさ釣りの場合、通常はサバやコノシロの切身をつかいます。

ただ「じーーーー」っと待つわけではなく、逃げ惑う小魚のように、クイッ、クイッと一定のテンポをもってシャープに誘いあげながら釣ると効果的なのです。(その日の活性によっては、なにもせずステイが正解な日もあるから奥深い)

 

それでは実釣編、行きます!

▼今回は金沢八景の忠彦丸。手軽さ◎

今回は金沢八景の大手、忠彦丸を利用。

忠彦丸さんは、

  • 電車でいける
  • レンタル装備が充実
  • 女性や子どもに優しい

ということで、初心者連れていくときには重宝します。

今回もクーラーボックスと、ハサミだけもって出発!寝坊して5時半におきたときは冷や汗。でも無事に6:40には金沢八景駅に到着!

つりっぽいひとがたくさんいます。

駅につくと電話をすると。近くのセブンイレブンまで送迎にきてくれます。

宿でしかけを購入!

状況により狙う深さが違い、それに対応するため、15、40、60のオモリを購入!

▼なんと、朝7時にレクチャー!

出船前の、このタチウオ釣り講座は必見です。

  • 釣果UP のための仕掛けへの3つの細工
  • 誘いとアワセのコツ※季節により変動
  • 主な誘い3パターン
  • エサの付け方

など教えてくれます。ぜひ聴きましょう!

聞き終えたらビール片手に出発!

▼今回の仕掛け

天秤に15~60号のオモリをつけ、そこからタチウオ針2m。ですが、朝のレクチャーどおりに1.7mくらいに切って使いました!

エサはサバの切身。縫い刺しにします。皮側から刺し、3cmくらい皮と身の間を通して、皮から出す。そして針を固定して身をくるっと返し、皮から再度刺す。あんまり伝じくにわりにくいですが、完成品がこんな感じに一直線であればいいかんじです。

▼釣り開始 まずは15mラインからスタート!

朝イチは、超浅場。ここでは、15号の軽いオモリでスタート。ここでは、8分の1誘いを実施!胴元をしっかり支え、竿先がチョイチョイ動くように繊細な誘いをおこないます。シャクリの後に一時キープするのが重要で力加減が以外と難しいのです。

なんで8分の1かというと、8回のシャクリで1メートルになるようにするからです。チョイ、チョイ、チョイ、チョイと竿先安定させながらシャクるの、なかなか難しい。

うーん、難しい、船でもチラホラな状況だったんですが、仲間がさい先よくあげはじめました!

まさかの良型ヒラメ登場w

▼千葉よりの100m沖にいってから状況急変!1キャスト1ヒットのお祭り騒ぎ

横須賀の40mラインでも、あまり反応なく。自身のシャクリを信じられなくなってきた頃に、船長が大移動を決意!!

9:30頃、深さが120m以上ある千葉側の金谷沖にむかいました。

オモリは60号に変更。ここからの誘いは、2分の1シャクリに変更!指示だなは、120~110m。

ここからは1キャスト、1ヒット状態!
指示だなにて三回くらいしゃくると、コツン、と反応が来ます。はやる気持ちをおさえ、慌てずに同じペースで、シャクリつづけます。二回くらいなにも来なくても、信じてしゃくる。次で、またガゴンとくると不安な気持ちが満たされる(笑)

シャープに誘うと、誘いがそのままアワセになるんですね。重みをしっかりと感じたら、ここから100メートル手巻き。これもなかなか大変です(笑)体力に自信ない方は、ぜひ電動リールのレンタルを。

船中が、1キャスト1ヒットが一時間続くとか、110メートルラインの水中はどんなかんじなんやろう。

全員釣れて気持ちよく帰港。

▼マジ美味い。タチウオ料理

型よし。駆け引きよし。そして味よし。

三拍子そろったタチウオ。

お刺身も。

塩焼きも。

天ぷらも。
アカンどれも美味すぎです。

あーいい思いをしました!甘い駆け引きと、たしかな感触。ホクホクした味わい。最高の夏をありがとう。

これで100魚種チャレンジも4種目達成。次はなにいこうかなー。マゴチか、シイラか、フグか、スルメか。カツオ、マグロか。

わくわく

投稿者: たくみん

関東在住の釣りバカサラリーマンです。本やwebサイト読んでいると絶対釣れる!って確信したはいいけど、現地にいったら何も釣れなかったこと多数。その橋渡しができるようなブログかきたい。また、釣りを通じて楽しい思い出が沢山できたので、そういう思い出作れるような釣り遊びをどんどん企画したい。ちょっと興味もちはじめた人向けに、こうやったら釣れたよーみたいな事を伝えられたらいいな。海も川もいくけど、食べられる魚の釣りが8割。本職はIT系企業の人事。

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