こんにちは、釣りバカたくみん(@tsuritakumin)です。
普段は割と真面目な性格だとは思うのですが、こと釣りになると、明らかにネジが外れてしまいます。
そんな私も、2017年11月、結婚式を沖縄であげることになりました。
そして結婚式をやるのであれば、何かしら個性を出したいと考えていたのです。
ならばわかりやすく、釣り好きなので「釣った魚で入刀。それをみんなに振る舞う」みたいなのはやっぱり思いつくのですが、ウェディング業界も、食中毒のリスクなどがあるので、簡単にはさせてくれません。
嫁氏が「南国でやりたい思いがある」とのことなので、沖縄でやることは決まっていたのですが、フリープランを強みとするオリジナルウェディング系の沖縄の会社に問い合わせても実現できないほどでした。
そうですよね、人生に一度の場をプロデュースするプロとして、リスクが測定できないものを簡単にはYESとは言えない。その観点もわからなくもない。というか、本当にリスクあることです。しっかりされています。釣り人が、締めから状態保存から気をつけていると言っても、初対面の人にはそれも理解できるとは限りません。
しかも釣れるかわからないので、目玉が消失する可能性もある。笑
ハートロックがあるビーチでの挙式や古民家、おしゃれレストランでのウェディングに実績があっても、釣ったマグロを振る舞うウェディングは、実現は、容易ではない・・と。
「現地のオリジナルウェディングを打ち出す企業でも容易には実現させてもらえない」その状態からスタートし、結婚式当日に、披露宴で入刀するためのマグロを釣りに行くことになった私の暴挙について、ここでまとめさせていただきます。
完全お手製ですので、釣り色満開の結婚式をしたい方、参考までに。
完全なるお手製パーティにシフトする作戦に
様々なパターンを検討しましたが、結局は、「式のみをウェディング会社にお願いして、披露宴は切り離す」に着地しました。
式の雰囲気とアクセス諸々で、ルネッサンスリベーラ教会に決定!
13時から打ち合わせ、ウェディングフォトをへて、16時頃に式が始まる。そんな流れです。
そこから宿に戻り、準備をして、19時から披露宴をお手製でつくるスンポーです。
披露宴会場兼宿泊所となる最高の物件を発見!真栄田岬の貸し別荘「シャローズ」
釣り人とシェアハウスの仲間数人と、嫁氏の大学の友人数人と、両家と。ホテルからも近く、これらのメンバーが一つ屋根の下、仲良く楽しく思い出を作れる場所を探します。
そこで青の洞窟が有名な岬沿いにたたずむ、3LDK×2の白亜の別荘を発見。1階にメンズが、2階に女性陣がそれぞれ泊まる。そして、となりの棟にわたしたち新郎新婦が泊まれる最高のシチュエーション!※1Fと2Fは別の扉の別物件です。
ちなみに1階のメンズのリビングがパーティ会場です。
式場へもタクシー1000円以内の距離。一切の妥協なくここに決まりました。
フードはホテルのケータリングを調達、イスはダスキンレントオールで。
沖縄でケータリング検索するとリゾネックスというホテル系のサービスに出会いました。こちらだと3000円台でも十分豪華な食事を発注できます。ビールサーバーつけても、+1500円。ホテルの結婚式の宴会コースを選ぶと、1万円とか1.2万円とか1.5万円のコースになることもあると思います。かなりの節約!
しかしながら、式場には式場ならではのものがたくさん。
たりないイスは、ダスキンでレンタル。車でステーションまで取りに行くことで対応できました。
装飾はamazonのバルーンで
装飾はamazonのバルーンセット。数千円で買えます。
これもみんなで手作りをお願いしました。
乾杯は、ダブルマグナムサイズのシャンパン!
こちらもamazonで買えます。にぎやかな乾杯に便利だし、ウェルカムドリンクにもなります。
グラスもamazonで使い捨てを。
いよいよ魚の話。入刀用のマグロは木曜に釣りに行く予定(でした)
釣り人たちは、こんな機会、めったにないと、土曜の結婚式にむけて、1週間前からinすることになりました。僕も水曜にinして、木曜日にはマグロを釣りにくはずが、暴風で出船中止汗
金曜日も絶望的。
希望は結婚式当日の午前のみとなりました。
しかし13:00には打ち合わせがはじまる。
12:20には宿に戻り、風呂にはいり、12:40には着替えをもって、出発しなければならない。
12:00に帰港・・幸い宿からは車で10分の距離・・・
嫁氏に電話「間に合うんだったらいいよ、それがやりたくて沖縄にしたんやもんね」
神 降 臨 !! !!
ということで、当日に釣りに行くという暴挙が相成りました。
あとは釣れるかどうか・・。
ということで、結婚式当日、ブルーリンクさんから出船!
6名で出陣しました。ドキドキ出港です。青い海に船で出る。みんな二日酔いですが気持ちがあがる。なんで式の当日にみんなでマグロ船に乗っているのか。笑
今回の釣り方は、エビング。
小魚を模したジグというおもりから先に2mほどのハリス(糸)がついていて、そこに人工樹脂のワームをつけたもの。
そのジグというものが気になって寄って来たマグロに対し、
ワームをちらつかせてパックンと食べてもらうスンポーです。
はじめの数十分は苦戦するも、新郎の竿に、ついにHIT!!!
どどーん、かわいいサイズながら、キハダマグロ(キメジと呼ばれるサイズ)が釣れました!
いやーこれで、「入刀するものがなにもない」という事態は免れました。
いつも同じ場所で釣れる。パヤオという生態系の不思議
パヤオという沖合の漁礁で釣りをしています。海底から一本のロープを伸ばす。すると、そこにコケがついて、プランクトンがついて、小魚がついて、それを狙う大物が集まってくる。ロープ一本から始まる海の不思議。
船で移動し、エンジンをとめると、だんだんパヤオの目印となるウキが近づいて、とおりすぎていく。パヤオが遠くなると、また潮上に位置して、パヤオめがけて流していく。
今まさにパヤオの近く!!というときにマグロやカツオがヒットする。
パヤオシステム、ほんとすごい。
参加者でどーんと!キメジ祭り!
これで、入刀するもの&華となる食べ物には困らなくなりました!
寄稿して即効で、打ち合わせへ!13:00になんとかついて、ビーチ撮影をしてから式へ
ということで無事に式を終えることができました。
こちらがパーティ会場!
ということで会場を飾り付けて無事に、スタート
かわいいながらに、キハダマグロ(キメジ)に入刀して、友人の寿司職人にさばいてもらい
刺し身や鮨握りをしてもらいながら、楽しい時間を過ごしました。
(そのまま両家の親含め、家飲みのように仲良く飲んでったのは言うまでも有りません)
ということで、釣った魚に入刀し、寿司にして味わいながら、それぞれの人生をともにした人が、ひとつ屋根の下一緒に楽しむ、ついでに1週間くらい釣り旅もたのしむ結婚式を行うという暴挙が完了しました。
またどこかで、ここに集合してマグロパーティしたい。いつか、しましょう。
結論:マグロをつって、入刀するパーティは成立する。
(釣り人なら言わずもがなですが、衛生管理には気をつけてくださいね)
披露宴でマグロ入刀したくて、結婚式当日に沖釣りに行った、釣りバカ新郎のとある暴挙in沖縄・恩納村”に対して1件のコメント
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