2016.10.07の出来事です。7月よりはじめた1年100魚種チャレンジも59種目までやってきました。3ヶ月で60種に差し掛かり順調。後半きびしくなるのでかせぎたいところ。
今回は、今働いている会社の社員旅行中の釣行です。木金土の3日間。金曜日は夕食までは1日フリーDAY。
これは釣りに行かない理由はありません。沖縄の船を調べまくった結果、発見したのは「第二康丸」
気になったのは・・マグロ釣りなのに「ボウズにさせません」と言いきっているところ。
とにかく胸を躍らせながら、仲間を見つけ8人で突撃!沖縄本島中腹部にある熱田漁港にやってきました。
▼ロープ一本から始まる生態系のロマン。パヤオについて教えてもらった。
沖縄には7つくらいのパヤオが存在するとのこと。
その深さは何と1000m!海底から水面まで1kmに及ぶロープが張って出ており、そこに藻が付着します。
藻が付着するということは小魚が集まり、それを狙う中型魚が集まり、さらに大型魚が集まってくる。
ロープ一本で生態系をなしているなんて、まさにロマンですね。
このパヤオ周辺で釣りをするのが今回のスタイルです。
▼美しく猛々しい南の荒波に3時間揉まれ、ようやく到着!
朝5時真っ暗中で出港。船ごと飲み込まれそうな荒波。出発の時点でもう海がカッコヨスギル。。
男たちの船出、朝日に歓迎されます。
そして途中、トビウオに歓迎されます。トビウオがジャンプ!目の前を100mほど並走してくれます。何このおもてなし。最高です。
にしてもこの荒波。
パヤオに着く直前には、今回8人中5人がグロッキーになるという事態に・・笑
みなさん、飲み過ぎと睡眠不足には気をつけましょう。
▼今回の釣りはキビナゴフカセ釣り&ジギング
道具はオールレンタル!完全手ぶらでOKです!酔い止めと、日焼け止めと、タオルはあったほうが良いかな。クーラーボックス代わりの発泡スチロールも事前予約で準備してくださいました。
釣り方は2つから選べます。
メインが、キビナゴのフカセ釣り。
20kgを超えるようなマグロとファイトできるごっつい竿にPEラインが巻かれており、ショックリーダーとしてのフロロ糸に結び帰る。その先に、針があるだけ。
竿、糸、針のみの超シンプルな仕掛けです。
もう一つ、10号くらいの中通し重りをつけたバージョンの2つがあります。
針にキビナゴを目刺しにして二本。つけます。以上。
もう一つがジギング。
こちらも竿、糸、ルアーのみのシンプルな仕掛け。160gくらいの大きなジグです。こちらもレンタルさせてくれます。
▼キビナゴフカセの釣り方
船長は潮の流れに対して、直角に船をつけてくれます。つまり、仕掛けを投入すると先へ先へと仕掛けが流れていきます。川の流れのようにとても早く流れていきました。
釣り方はとてもシンプル。
1.手元に6匹くらいのキビナゴを海に撒く。
2.それに紛れるように針つきキビナゴを投入
3.潮の流れに乗せて、糸を送り出し続ける
4.50mくらい潮の流れに乗せても反応がなければ、手元に回収してくる。
上記4点のみです。
ポイントとは、たった一つ。自然に漂うキビナゴと、針やオモリの影響を受けるキビナゴ。これらが潮に乗って同じような場所を漂うよう、いかに調整するか、これに尽きます。
軽いふわふわしたキビナゴがさきに遠くまで流れていき、
くいつくといきなり数十m離れた場所でジャンプする!
実は自分の針がかかっている!
大興奮!大興奮!
・・・一部船酔いしてて、正確には釣らされた方もいましたが笑、本当に全員釣れました。
パヤオとパヤオの間はトローリング!カジキも狙えるとか・・
一通り釣れた後は、違うパヤオに向けて移動。
この漁具を船の後方100mくらいにバシャバシャさせて、カジキマグロや、でっかいマグロを狙います。ドキドキ。移動するだけで、どきどき
すると、、後ろでバシャン!!!と大きな音!
そして、船がグーーンと加速!!
なんと、船の加速でアワセをするらしい!なんと豪快な・・w
しかし無念の針がかりせず。しかしこれも貴重な体験でした。
社員旅行の宿にもどり、祝勝会!
ということで、とてもとても大興奮な釣行になりました。
沖縄でマグロを釣りたかったら、第二康丸。「ボウズにさせません」はっ本当でした。次回はトローリングでも何か釣れたらいいな。