さて、ゲーム性抜群の夏タチウオでとてもいい思いをしました。
7月の楽しい釣りものはなんだろう。
と、探してると、当然たどり着くのがマゴチです。
平べったくてややブサイクですが、夏のマゴチは照り鯒(てりごち)と呼ばれ、見た目からは想像しない上品な味わい。活きたまま運ばれたり、活け締めにされたマゴチは市場では高く取引されます。
▼マゴチの習性や釣り方
30m以内の砂地のベタ底を泳いでいます。夫婦仲良くいることが多いので、一匹つれるともう一匹つれるなんて話も。
エサは小魚やエビなど。釣りをするときは、ハゼやサイマキエビを、まるまる泳がせて釣ることが多いです。
体に似合わず繊細なので
- 食わせる
- かける
- 釣り上げる
それぞれに技術がいる釣りとなります。
まず一日でアタリ(魚がたべた反応)がないなんてこともしばしば。食わせるためには、コツがいるとのこと。
▼底につくかつかないか、ギリギリを攻める
何より大事なのは底についたかついていないかギリギリを保つこと。
ハリス(オモリから針までの糸)が、1.5mだったとしても、単純に底につけてから1.5m巻いたらいいというわけではありません。
底に流れる潮の流れがはやいと80cmもあげれば充分ですが、遅いとハリス分まるまるあげないといけない。
潮の流れを想像しながら絶妙に調整するといってもなかなか難しい。具体的にどうやって底の潮の速さをよむんやろう。
船長にきいてみよう。
そして船は流しながら釣るので、深さがどんどん変わります。底をとるペースも人によりかわるのですが、15~1分秒に一回くらいは底をちゃんととれてるか確認しながら調整します。
わからないうちは、底までオモリを落としたら、オモリを底にキープしたまま竿の穂先を水面につくまで巻き、そこから水平まで竿を持ち上げて1mくらいオモリを浮かせる、これが基本となりますのでまずはそこから多少上下しましょう。
底をとる行為が誘いにもなるのですが、それを早くやるのか、ゆっくりやるのかで食いが変わるというから実に奥深い。
▼アタリは超微細。20秒まつというものの
アタリは超微細です。なるべく感度のよい竿が有利。コツコツと小さなあたりをかんじたら、即アワセ!しても針がかりしません。
まだ尻尾を軽くつまんでいるくらいでしょう。あたりを感じたらさお先を水面近くまで落とします。糸の張りをゆるめすぎず張りすぎずの状態にしてやることで違和感をなくし、じっくり食べやすい体制をつくってあげましょう。
そしたら、だんだんアタリがガツンゴツンと重くなるとのこと。コチ20と言われるのですが、アタリがあってからは、20秒くらいまてとのことです。以前律儀にその通りに20秒待って、エイッとししたのですが、二回とも針がかりせず。。
超悔しいですね。(笑)
後々聞くと、飲み込んだ時にグイッと反転するとのことで、そこがチャンスとのことです!
これも船で観察して確認しよう。
あとは、ハゼエサは鮮度が大事!船の上でも釣れるとのこと。とりあえずイソメを買って就寝。
あーわくわくがとまりません。
おやすみなさい。