2016年7月。会社の釣りサークルで、日程だけ決まっていたのですが、パッとする釣り物を探せなくて、ネットを徘徊していたら「マハタ五目」なる釣り物を発見!
http://sinshomaru.seesaa.net/(千葉県勝浦 信照丸)
マハタを中心に、カサゴ、キントキ、マトウダイ、ヒラマサなどが混じってくる。「なんやこの豪華な釣りは」「なんやこの高鳴る鼓動」ということで明日、これに行くことになりました。
釣れるか釣れないかは、予習にかかっています。ということで予習の結果をここに。
▼マハタ:kg単価5000円を超すこともある幻の高級魚
クエと並び「幻の高級魚」と言われていますね。
漁で数が取れるものではなく、あまり市場で流通しないため、一般の人々からはなかなか認知されていませんが、釣り人の心を捉えてやまないターゲットの一つです。kg単価でマダイが1000円~1200円、ヒラメが2000円~2500円と言われる中、釣り上げたマハタは3000円越えはもちろん、時期によっては5000円~7000円なんてコトもあるそう。(もちろん時期や個体によるそうです)幻の高級魚と言われるのもうなずけます。例えばキロ単価5000円のもので4kgのサイズを釣り上げると、市場価格20000円ですね。
釣り上げた当日食べてもただの淡白な白身。3日くらい熟成させるといいようもしれない甘みを感じれるのだそうな。刺身、寿司、しゃぶしゃぶ、煮付け、カルパッチョ、塩焼き、ポワレ、煮付け、鍋。。聞いているだけでしずります。
▼習性:50m〜200mほどの岩底で、岩陰にじーっと隠れ、獲物を待つ。高活性時は底から2〜3mラインを泳ぎまわる
マハタは成熟するまでは全員がメスなんですって。大きくなるとオスに変わる。これを「雌性先熟」と言うそうです。100kgの物は「カンナギ」と言われ、ド派手な写真が釣り雑誌を賑わしたりしていますね。
100kg。。僕よりはるかに重い、、、いつかはその世界にも行ってみたいものです。(いや行ってみたいのは僕の体重じゃないですよ)
普段はアジやサバ、イカやエビ、カニなど生き物を広く食べているそうです。
青物ほど遊泳は得意ではないですが、岩陰から2mほど飛び跳ねてくわえこみ、一気に隠れ家まで潜り込み、丸呑みにするそうです。
それを考えると、アタリがあった時に巨体が1mくらいズシンと竿先を持っていかれたりするのもうなずけますね。ドキドキ
針がかかると、全身のヒレを使って、岩陰から引きずり出されないように抵抗するそう。
そうなったら岩に糸が擦れてプツンっなんてコトも想像できます。
▼釣り方:活きエサの船釣りの場合
「ルアー」「タイラバ」「一つテンヤ」などの釣り方もあるそうですが、今回は活きたイワシの餌釣りを。
<仕掛け>
糸:PEラインの3~4号
オモリ:80号~100号
仕掛け:胴突き1本針。
ハリス:8~10号
エサ:イワシ
PE2号、オモリ40号のライトタックルでの挑戦もできるそうです。いつも思うんですが、この号とかって初心者には意味不明ですね。オモリはまだしも、ハリスもなんだって感じ。
<タナと誘い>食べさせるためには「底から2m」を意識
4〜5時間でボウズ(1匹も釣れない)覚悟の釣りではありますが、高活性時に最大集中するのが大事そうですね。ヒラメを狙うなら底ギリギリになるようにイワシを泳がせますが、マハタは喰いがいい時は底から2m~3mくらいを徘徊しているそう。
だから、仕掛けが底についてから2mほど巻き上げて、そこでキープ。
ヒラメのアタリは、グイ、グイグイ、というあたりから、40秒くらい待ってズシンとくるのですが、マハタは飛び込んでくわえたら底について丸呑みスタイル。ズシンと強烈なあたりが来るそう。
冷静に竿先を見つめていたら、ズシンと反応がきて興奮度MAX。
そんなシーンが見られるか楽しみです。
<アワセ>針をかけたら、一旦ゴリ巻き。急いで根っこから剥がす。
先述の通り、エサを丸呑みにしたら、岩陰に戻ってじっくり味わうそう。
捕食ジャンプのときに慌てて針にかけようとするとすっぽ抜けそうなので、丸呑みにするまで一呼吸おいて、合わせるのが良さそうですね。
そして岩陰に潜られないよう、一気に中層まで巻き上げたい。これかなり大事そうですね。そりゃハリス(針近くの糸)が8号以上の太い仕掛けになるわけだ。
以上、簡単ではありますが、予習結果でした。
あとは現地で船長さんに聞いたり、釣れている人を観察してアップデートしよう。基本的には仕掛けも竿もエサも一式あるそうなので、クーラーボックスとタオル、日焼け対策グッズだけ持って、まるまるレンタルしちゃいたいと思います!
アーーーーーー楽しみ!