都心から2時間でいける楽園、新島。4人で19魚種を釣り周った話 黒根・羽伏浦・若郷漁港 2018年10月26日-28日

1年に1度は行きたくなる場所があります。それは伊豆諸島。
その中の一つ、新島はアート性に飛んだ、独特な顔を見せてくれます。

心あらわれる絶景の宝庫、新島。

渋谷にモヤイ像ってありますが、あれは新島出身だったりします。
モヤイだけでなく、様々なオブジェが海岸に
なんか女性誌の表紙にもなりそうな、海沿いの神殿も。
コーガ石というものを活用した、ギリシャ風の24時間の温泉も。
海を眺められる展望台も。
エメラルドな海を眺められるビーチも
夕日のきれいな桟橋も
こんな楽園が、東京都にあるのです。今回はそこに20人くらいでいって、4人はひたすら釣りをしたお話。結論4人で19種を釣り上げることができました。

金曜夜出勤そのままに、竹芝から「さるびあ丸」へ。

竹芝が、新島ほか伊豆諸島への玄関口です。ゆりかもめ降りてすぐ、もしくは浜松町から徒歩10分程度。22時出発なので、21時には竹芝桟橋についていたい。それまでにオキアミ買っときたい。逆算すると、20時には新橋の上州屋へ。そこでオキアミとアサリとイソメを買ってlet’sGO!
※島には「新島マリン」という優しいおじさんが運営するお店がありますが、イソメは置いていません
レインボーブリッジをくぐったり、
船内で酒盛りしたり
夜22時からひとしきり船の中で遊んで、朝起きたら、新島についているというスンポーです。※飛行機だと40分くらい、ジェット船だと2時間くらいで到着

朝8時半、釣り組の第1ラウンドは黒根港から。

みんなは宿に向かいましたが、釣り組はジェット組を待ちつつ、さっそく黒根港で釣りのスタンバイ。いきなりびしょ濡れです。笑
アミ姫を投入すると、シマアジ?カイワリ?白いフィンのお魚が高速乱舞したとのこと。興奮のまま釣りスタートです。
しかし釣りする頃にはカゴ釣りには反応なく、、。カワハギ仕掛けをつけたヘチ釣りで、ゴンズイやベラ、キタマクラなどと遊びます。3魚種。
あまり状況が変わらなさそうなので、10時45分、ジェットで到着する組のお迎えに、最北端まで車を走らせ北端の若郷へ。

風裏を探して、3つの漁港を渡り歩こう。

新島には、大きく3つの漁港があります。北の若郷、東の羽伏浦、西の黒根。風裏になる場所をみつけて移動します。
その前に大事なこと、必ず立ち寄るべきポイント、唯一の釣具屋新島マリン。店主が毎日釣りしたり堤防の様子を見たりしていて、いつも新鮮な情報をくれます。どうやらここ最近も、シマアジやマダイなど堤防から上がっているとのこと。若郷も調子いいそうな。

第2ラウンド、カゴ釣りがアツイ。若郷漁港へ。

若郷へつくやいなや、カゴ釣り、フカセ、ルアー、ヘチと、それぞれの釣りをスタートします。カゴ釣りで僕は一投目からスポンとウキが消し込む!!あつい。まあまあのサイズのイスズミでしたが、バラし。※だいたい深さ5mくらい。
続けてヒットし、30cmくらいのメジナをGET!幸先よし。
フカセ組も、メジナをGET!初釣りで、初めてのフカセ釣りで、お見事!
足元のヘチ釣りでは、イシダイの幼魚やキタマクラを中心に、ブダイなんか混じりました。
ここでは、メジナ、ムロアジ、イスズミをキープ。隣ではシマアジやイサキがバンバン釣れていました。羨ましい、それが釣りたい・・

昼食がてら、栄寿司を目指すも準備中。。パンが美味しい「かじやベーカリー」へ

新島にきたら、いつも立ち寄るパン屋さん。今回もかじやベーカリーにお世話に。美味しいのでぜひ。朝イチ7時の焼きたても食べたいですが、その時間いつも釣りしてるんですよねー。笑

第3ラウンドは羽伏浦へ!

展望台で軽く観光をすると、夕マヅメ狙いで羽伏浦へ!
しかしながらびっくりするくらいのうねり!
先端は常にどしゃーと波がかぶって、そのまま内湾にまで海水が流れこんでいます。笑
外向きは逆風でできないので、内海側に。ここでは、ヘチ釣りでもフカセでも、とにもかくにもイシダイの幼魚が遊んでくれました。イシダイは、リリース規定があるので全てリリース。
他にも、オヤビッチャや、コロダイの子供なんかも遊んでくれました。
小魚のヘチ釣り、カワハギ仕掛け×イソメのちょんがけ、おすすめです。
そして、ルアーマンただゆき氏に待望のヒット!ギュイーーー!とドラグが鳴り響く間に、根に潜られてしまいました。何者だったんだろう。笑。(ちなみに、昔ここで友人が80cmクラスのヒラメをあげてます)
小さな小さなアオリイカもいましたが、無反応。
ここをあきらめて、日没前後は、また若郷へ。

第四ラウンド、日没前後の若郷へ!

ここでも釣りを!先行していたおじさんは、カンパチを釣った模様。胸が高鳴りますが、先端は、人で溢れかえっていました。岸側に向かって釣り開始。となりでは、良型のイサキがどんどん釣れています。
しかしながらこちらは、フグ、フグ。そして日没からは、ハタンポだらけ。キントキみたいなものも混じりました。
お持ち帰りの魚を釣りたいですが、結局イサキをもらうのみに。笑

民宿「たでー」に集合、ここでバーベキュー!

民宿「たでー」に着くと、もう宴会は始まってました。魚突き組は、ボラやブダイ、タカノハダイ、クロサギを突いて持ってかえっています。
そして天ぷらに!
「そとあそび」という素敵な思いで運営されているアウトドア・レジャーサービスの中の人達が今回はわんさかいます。BBQの達人が創る、白くて美味しい不思議な自家製ソースがめちゃくちゃ美味しい。
僕たちのムロアジ、イサキ、メジナもさばき始め、お刺身や寿司に。小型メジナとイスズミ、ベンガルフエダイ?は炭焼きに。
島で獲れたその日の獲物をその日に食す。人間的な暮らしだなあ。至福。

少し休憩してみんなで浜辺で花火&星空鑑賞!(兼第五ラウンド)

食後はみんなでリビングでカードゲームなど楽しみながら、少しまったり。本村という民宿がたちならぶエリアから少し歩いたビーチで星空鑑賞&花火を実施。
やっぱりここでも、釣りをしたくなります。ヘチ釣りと、カゴ釣り。
昼間に潜っていた人がいるので、あの辺りにメジナの群れがいたよと。
ネンブツダイやゴンズイをあげていると、ヘチの竿が何やら、モゾモゾしたへんなあたりをしています。カサゴ・・・?あがって来たのはまさかの、、!
イセエビさんでした。新島では漁業権で守られており、意図して獲ると密漁になります。逮捕された例もありますので、ご注意くださいませ・・。

朝一、第6ラウンドは黒根港へ。

朝6時、桟橋に陣取りました。しかし、そこはすでに行列が。どうやら、シマアジやマダイなどがあがっているようですが、時合いはすぎたようでした。とほほ。そんななか、カゴ釣りに反応があったのは、ハコフグ
朝食リミットは8時。ここであきらめ、長ーい堤防の方へ移動。先端は相変わらず立ち入り禁止。中程の外側は大荒れ。内側で釣りをすることに。
ここのヘチ釣りで、以前大きなカサゴを釣っている人がいたなあと、アサリをつけてカワハギ仕掛けで挑戦。
すると、ハマフエフキの子供?がビックリするくらい釣れました。そんな中混じったのは、、カワハギ!!(へんな表情・・w)
最後に美味しいおかずをいただきました。朝食としておすそ分け
ということで、3つの漁港を釣り歩き、外道さんたちも含めると4人で19種類!カゴ釣りやフカセ、ルアーに、足元のヘチ釣り。いろんな釣り方で、いろんな魚を狙いたい放題。
都心から2時間でいける、東京の楽園リゾート、新島旅行、今回も満喫させていただきました。次回はサーフにいるというヒラスズキを狙いたい・・
皆様の新島釣行の参考になれば、幸いです。先端などの好ポイントは埋まっている事が多いので、トラブルにならないよう、譲り合いの精神をもってお楽しみくださいませ。

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投稿者: たくみん

関東在住の釣りバカサラリーマンです。本やwebサイト読んでいると絶対釣れる!って確信したはいいけど、現地にいったら何も釣れなかったこと多数。その橋渡しができるようなブログかきたい。また、釣りを通じて楽しい思い出が沢山できたので、そういう思い出作れるような釣り遊びをどんどん企画したい。ちょっと興味もちはじめた人向けに、こうやったら釣れたよーみたいな事を伝えられたらいいな。海も川もいくけど、食べられる魚の釣りが8割。本職はIT系企業の人事。

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